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【私はあなたであった。あなたは私になるだろう】
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多分最終回(挨拶

というワケで諸君。念願叶って総てのパーツを手に入れた腐敗は、工場長に連絡を入れた。

これはこれは工場長。ご機嫌麗しゅう。この度、色々と例の何が揃ったので、そちらで作業させていただきたく候(変な日本語で

いきなり例の何と言われてもさっぱりなんのこっちゃであったろうが、気にしない気にしない。ところが工場長は暫くの間、週末の休みが無いとのこと。従い、腐敗が平日に有休を取ることにした。何しろ、

仕事より遙かにプライオリティーが高い事業なのだ

とはいえ、腐敗はおろか、工場長にとっても未知のトラブルに遭遇するやも知れぬ故、予めディーラーにて特にドア内張の引っぺがし方を伝授してもらった。というのも、腐敗自ら事前にドア内張をひっぺがそうとしたところ、予想以上に難易度が高く、辟易したからである。
かつての81系ならば、ハードトップであったが故、ドアの桟が無くひっぺがしは極めて容易であったのが、アリストには桟が、それも太っい桟がそびえ立っており、此奴が邪魔も極まっておった。

こうして予習も済ませ、準備万端となり四国工場へと赴いた。そういえば、彼の地で青い號を弄るのは初めてかも知れぬ。
現地に到着して、先ず実行したのは写真撮影であった。腐敗の勇姿は某所にてこっそりアップされておるので拝見すると良い。尚、このシリーズでしばしば登場しておるブルーのグラデーションが背景になっておるカットは総てこの時に撮影したものである。

コンビステア


革ステア


これから装着する本杢ステアリング(上)と、とっぱらった本革ステアリング(下)。これでステアリングは正味3本所有しておることになる。ぶっちゃけ馬鹿である
ところで、今回は腐敗がエアバックの取り外し方を体得すべく、自らとっぱらうつもりであったのに、結局工場長がやってくれた。まぁやや危険な箇所であるし、仕方がない。
そうこうしておるウチにステアリングの換装が完了した。さらに、ドアの内張も少々修理書とにらめっこしただけで、次から次へと換装が完了。腐敗は僅かに助手席の内張のネジ数本に手を出したのみであった。

工場長は活き活きしておった

やっぱりこういうのが好きなのだろう。そんな工場長に甘えて、センターコンソールを換装した後、写真撮影に専念することにした。

ドアパネル


ひっぺがされた内張より外した木目調パネル(下)とこれから移植する本杢パネル(上)。これくらいの距離から見れば分からないが、近くから見れば高級感がまるで違う

こうして無事に換装は終了した。

のだが、換装を進めておるウチにやっぱり本杢には本革のシートが似合うな。といった新たな野望に火が憑いた。直ぐに消したが
その代わり、後日関係者から、これまたヤヴァイネタを煽られた。素晴らしいアイテムの情報をいただいた。腐敗が予てより換装したいと思っておったネタとともに、今後の課題としておきたい。

合成


最後に換装がひとまず完了した車内を晒して、このシリーズを締め括る。
このカットは、換装を記念して高松の目抜き通りで撮影。交通量が非常に多いこの通りでこのような無茶な撮影を実行した腐敗に感嘆すると良い

というのは嘘である。これは合成である。クリックすると大きな画像が表れるが、腐敗の高い合成技術を駆使しておる故、分からねえだろうな。尚、元ネタは明日くらいにでもとある掲示板に掲載する予定(未定
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そろそろ飽きてきたので、この辺を最終回に出来れば良いな(挨拶

6万円の貯金と若干のへそくりで、どうにか予算を工面出来た故、いつものネッツに足を運んだ。

何だ、また来たのか。で、今度は何の用さ。
10TH Anniversaryの本杢系を一式揃えたいのだが。
こりゃ、驚いた。あのな旦那、アレを全部揃えると結構な金額だぜ。旦那、銭は持ってるのかい、銭は(嗤
お前より年収はあると思うから心配すんな
ケっ、言ってくれるじゃねえか、旦那。ま、用品でもイイから少しでも売り上げに繋げたいしな。
そんなに悪いのかね。
嗚呼、悪いさ。つか、悪いってモンじゃねぇ


などと言う会話を交わしつつ、担当の営業に品番を調べさせた。
待つこと暫し。営業がA4用紙数枚を携えて戻ってきた。

旦那、オラッちはよく分からねぇから、適当に調べてみたら、ずらずらーって具合に品番のオンパレードなんだが、こりゃ一体どうしたこったい。
心配すんな。この素人め。イイか、耳かっぽじって良く聞け。ヤケに安い値段の品が幾つかあるだろ。これらはプラスチックの安物だ。に、対して桁が違うのもあるだろう。これらこそ本杢だ。
でもよ、これからどうやって10アニに絞り込むさ。
良く見てみろ。10TH Anniversaryって書いてるじゃねえか。これがそうだ、間違いない。
でも、本当にそうなのか保証出来ねえぜ。そもそも返品は無理だからな。
だから、お前は何時まで経っても素人なんだ。こっちのほうで品番くらい調べておるわ。あとは念の為に、この品番とお前の打ち出した品番が一緒かどうか見るだけだ。

てな具合に、品番の照合をした結果、総てドンピシャであった。
従い、これら総てを発注したのである。もう後戻りは出来ぬ。賽は投げられた

翌日、営業から連絡があった。

旦那、早速照会をしてみたんだが、どれも在庫がなくてGWを挟むから、納期は少なくとも半月くらい掛かるってこった。
なんだ、そんなことで連絡を寄越したのか。なんら問題ない。納期がどうだろうと取るものは取る
いや、それでさ旦那。ウチの倉庫にアリスト用の茶色い木目パネルが何枚か出てきたんだが、裏を見たらプラスチックだから多分本杢じゃねえと思うんだが、見てみるかい?
何だと!! それを早く言え。で、焦げ茶っぽいのかね。
いや、黄色かかった茶色だな。
そりゃ、バーズアイメイプルじゃねえか。確保しとけ。今から直ぐにそっちに逝く


でまあ、会社をブッチして営業の待つ店に逝った。

こりゃぁ、間違いねぇ、バーズアイメイプルだ。お手柄じゃねえか。
だって、裏面はプラスチックだぜ。ホントにそうなのか。
これだからお前は素人なんだ。あのな、本杢っていっても部品の全部が木ってワケじゃねえ。特にこういった部品は日に焼けると反ったりするだろ。だから薄ーく削いで、それをプラスチックに貼り憑けるんだ。
へぇ。
へぇ。じゃねえよ。お前、イチから勉強し直せ


そのとき、発見されたのは、ドアの内張に使うパネルとセンターコンソールであった。値段を訊ねたところ、

3.5万円でイイぜ。
買った


瞬時に商談が成立した
とはいえ、交換は一気に済ませたい。ちょっとずつ交換すれば、また相方から何を言われるか分かったもんじゃないからである。従い、総てのブツが揃うまで、預かってもらうことにした。
さらに数日後、GW前最後の営業日にまた営業(素人)から連絡があった。

注文をもらった残りの灰皿(アッシュトレイと言わないところが素人)とステアリングなんだけどよ、やっぱり納期がずれ込むみたいだぜ。
なんだ、そんなことでまた連絡を寄越したのか。なんら問題ない。納期がどうだろうと取るものは取る
いや、それでさ旦那。ウチの倉庫から10アニ用のステアリングが見つかっt
買った

営業(素人)が言い切らないウチに商談成立
その日、既に腐敗はGW休暇に突入しておったので、そのまま店に向かった。店に憑くなり早速、ブツを見せてもらった。

ほぅ、こんなのがよく有ったな。こんだけ、色々出てくるなら、灰皿(素人レベルに合わせてアッシュトレイの表現を控える)も実はあるとかじゃねえだろうな。
いやー、あっしももしかしてと思ったが、流石にもうなかった、さすg
ちょっと待て


営業の喋りを制止させた。なんと、打ち傷を発見したのである。小さいながら結構目立つ。それから少々考えて、

あのな、やっぱり新品を取ってくれ。
じゃ、このステアリングはキャンセルで?
いや、予備に取っておく


ステア2本


てなワケで、我が家には目下2本の本杢ステアリングが存在するのである。ここら辺で、【本木目ジャーニー第4話】の完結とする。

どうやら全5話で構成されそうな予感であるな、諸君。
貯金の末、黒本杢のセンターコンソール代金60000円も目前に迫ったある日のこと(挨拶

なんか黒で揃えると地味であることに気憑いたのである

確かに余所様のサイトを見ても、黒本杢で揃えたという例を見かけない故、ネタとしては格好と思っておった。だが、いざ揃えはじめると、何故余所様がやろうとしないのか理由が分かった気がした
それ故、戦略を練り直すことにした。未だ大物に手を憑けてなかったのが幸いしたといえよう。

これで残る木目は茶系のウォールナットとバーズアイメイプルに絞られたことになる。
今一度整理すると、ウォールナットとはクルミであり、バーズアイメイプルはカエデである。特にメイプルの中でもバーズアイ(鳥眼杢)が入っているモノをバーズアイメイプルと呼称している。つまり、トヨタのメイプル(カエデ材)はかなり高級な部分を使っているといえよう。
尚、これらの木材について、もう少し詳しく知りたい諸君のためにリンクを貼っておく。珍しく親切である

ウォールナット
バーズアイメイプル

さて、木材に憑いて色々と学習し、現在の黒内装にマッチした色目を研究した結果、ウォールナットを採用することにした。ダーク系の内装なんだからダーク系の木目が似合うであろうと見込んでである。

シフト


それで仕込んだのが、左から2本目のシフトノブ。右にあるバーズアイメイプルに比べると随分と色目に深みがある。あるのだが、よくよく木目を見ていたら、なんか安っぽく感じ始めたのである

クルミ


な?
小中高校にあった、机や椅子の木目を連想するではないか。
無論、これは偶々であり、実は素晴らしい木目なのかも知れぬ。とはいえ、一度イメージが脳内に固着してしまうと、なかなか払拭出来ぬのである。故に、バーズアイメイプルのシフトノブも仕入れてみた。それが左から3本目。

カエデ


な?
バーズアイが入っておる故、小中高校の机や椅子を連想しない。ダーク系な内装ではあるが、だからこそ、明るめの木目も悪くないと思えてきた。要するに、本杢であれば何でも良いのである。
ところが、このバーズアイメイプルのシフトノブが曲者で、アリスト用は既に絶版であった。やむを得ず、30セルシオのインテリアセレクションのみに装備されるシフトノブを仕入れたのだが、本革の部分が微妙にグレーであった。アリストのように漆黒ではない。心が折れた。とはいえ、あんまり気にならないので、そのまま採用することにした。
ついでに、これまで憑いておった黒木目調も紹介してみる。

樹脂


な?
クリックして拡大してみるが良い。印刷のドットがモロに見えておる。これはいただけない。安っぽいことこの上ない。ぁあ、当たり前だが、これまでの3カットは同じ位置関係で撮影しておる。公平を期した上で、安っぽいなどとボロカスに記しておるのだ

だから、多少の映り込みは気にすんな

こうして、黒木目調からバーズアイメイプルへ変更することにした。予算はかなりオーバーするし、一気に交換せねば格好悪いことこの上ない。とはいえ、最早誰も腐敗を止めることは出来なかった。結局、最終的には勢いだよ、い・き・お・い

ここら辺で、【本木目ジャーニー第3話】の完結とする。
とまぁ、アリストとレクサスGSにはこれだけの本木目パネルが存在するのである(前回を振り返りながら挨拶

今年の1月、木目調に嫌気が差した腐敗は本木目化に取り組むことにした。そこで問題になるのが予算である。ザックリと見積もると、

ステアリング【120000円】
灰皿(マニア的にはアッシュトレイ)【20000円】
シフト周りのセンターコンソール【60000円】
シフトレバー【15000円】
ドア内張の一部【60000円】

てな具合で、合計すれば275000円となる。飛行機代の安い時期なら、イタリアで2週間くらい過ごせそうな金額ではないか。流石に参った。しかし、抜け目はあった。黒本木目のステアリングは存在しないのである。即ち、ステアリング代金【120000円】が丸々不要になる故、予算は一気に半減する。しかも元々黒木目調が装備されておるのだ。ちょっとずつ交換しても黒色と茶色系が混在する時期もない。要するに一気に買い揃える必要もない

てなことで、腐敗の脳内議会に於いて、黒本木目を目指すことが可決され、第一弾と称して、灰皿(マニア的にはアッシュトレイ)と、シフトレバーを仕入れたのである。
本来シフトレバーは既に、黒本木目なのだが、本革とのコンビになっておるのにも飽きておった

黒コンビ


これが黒本杢本と本革のコンビ。悪くはないが飽きておった
故にレクサスGS SPORTS DESIGNにのみ採用されておる黒本杢へ是非交換したかったのだ。
しかしながら、ガチのSPORTS DESIGN用はふざけたプライス(50000円くらい)を下げておるので、同じレクサスSCのそれを流用。半月ほど経過してブツが到着し、早速装着してみた。

SC430


微妙に色目が合っておらぬ
日陰ではそうでもないが、このようなストロボ光や直射日光が当たれば、この体たらくである。しかも、シフトレバーは木星っぽい。思わず大赤斑(ちょっと恐い)を探しそうになる。さらに、このままでは微妙な色違いが3色混在するではないか。黒と茶系の混在のほうがまだマシとすら思えた。

これは一刻も早くセンターコンソールも置き換えなくては

と思い、センターコンソール代金60000円を貯めるべく、日々の倹約に励むのだった。
ここら辺で、【本木目ジャーニー第2話】の完結とする。

シフト


何本持ってるんだYO(挨拶

癌の疑いが発覚した4月の末、生涯最後のネタにと本木目ジャーニーをしておったのである。厳密に言えば今年の1月よりジャーニー(旅)は始まっておった。その経緯を簡単に記しておく。

事の発端は、

あーもう木目調、飽きた

↑これである。トヨタアリストは、ふんだんにコストダウンが盛り込まれたモデルなのだが、これが海外仕様のレクサスGSになれば、コストダウンはトーンダウンし、彼方此方に本木目パネルを採用したり、ヘッドライトウォッシャーとか何かと愉快なギミックが満載なのだ。
アリストが現役の頃は、折しもインターネットが爆発的に普及した時期と重なり、当時のアリストオーナー諸君は、レクサスのサイトにアクセスする度に、レクサスGSの豪華さに目を奪われ、己のアリストのチープさを嘆いておったはずである。

で、トヨタとしてもアリストのショボさがバレて、何とかてこ入れをせねばと思ったのであろう

マイナーチェンジを機に、一部のモデルや、販売10周年を記念した特別仕様に本木目パネルを採用してきおった。ところが、今度は不景気が身に染みて、販売不振が続き、とうとうレクサスGSにバトンを譲って、アリストというブランドは消滅したのである。

さて、アリストとレクサスGSは何処に木目パネル(真贋はさておき)が採用されておったのか。少々整理すると、

ステアリング
灰皿(マニア的にはアッシュトレイ)
シフト周りのセンターコンソール
シフトレバー
ドア内張の一部

以上である。それでさらに、

ウォールナット【クルミ】(ブラウン)
バーズアイメイプル【カエデ】(ライトブラウン)
バーズアイメイプル【カエデ】(ブラック)

といった木材((  )内は色目)が採用されておった。
初っ端の画像を見るとどれがどれか分かると思われる。左より

バーズアイメイプル(ブラック)
ウォールナット(ブラウン)
バーズアイメイプル(ライトブラウン)
バーズアイメイプル(ブラック)

となる。レクサスGSに限ればモデルに合わせて、どれかの木材が使われておったのである。
ところがアリストは、先述した通りふんだんにコストダウンが盛り込まれたモデルであるが故、僅かなモデルのみシフトレバーが本木目である以外、その他はことごとく木目調である。否、木目調ならまだしも、モロにプラスチックである箇所すらある。マニア的にいうアッシュトレイがそれである。

灰皿


これらがマニア的にいうアッシュトレイ。要するに灰皿である。左より、

モロにプラスチック
バーズアイメイプル(ブラック)
バーズアイメイプル(ライトブラウン)

となる。あー、そうだったそうだった。シフトレバーと同様、

何個、灰皿持ってるんだYO

といった苦情は一切聞き入れぬ。
というワケで、【本木目ジャーニー第1話】の完結とする。
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