【私はあなたであった。あなたは私になるだろう】
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何本持ってるんだYO(挨拶
癌の疑いが発覚した4月の末、生涯最後のネタにと本木目ジャーニーをしておったのである。厳密に言えば今年の1月よりジャーニー(旅)は始まっておった。その経緯を簡単に記しておく。
事の発端は、
あーもう木目調、飽きた。
↑これである。トヨタアリストは、ふんだんにコストダウンが盛り込まれたモデルなのだが、これが海外仕様のレクサスGSになれば、コストダウンはトーンダウンし、彼方此方に本木目パネルを採用したり、ヘッドライトウォッシャーとか何かと愉快なギミックが満載なのだ。
アリストが現役の頃は、折しもインターネットが爆発的に普及した時期と重なり、当時のアリストオーナー諸君は、レクサスのサイトにアクセスする度に、レクサスGSの豪華さに目を奪われ、己のアリストのチープさを嘆いておったはずである。
で、トヨタとしてもアリストのショボさがバレて、何とかてこ入れをせねばと思ったのであろう。
マイナーチェンジを機に、一部のモデルや、販売10周年を記念した特別仕様に本木目パネルを採用してきおった。ところが、今度は不景気が身に染みて、販売不振が続き、とうとうレクサスGSにバトンを譲って、アリストというブランドは消滅したのである。
さて、アリストとレクサスGSは何処に木目パネル(真贋はさておき)が採用されておったのか。少々整理すると、
ステアリング
灰皿(マニア的にはアッシュトレイ)
シフト周りのセンターコンソール
シフトレバー
ドア内張の一部
以上である。それでさらに、
ウォールナット【クルミ】(ブラウン)
バーズアイメイプル【カエデ】(ライトブラウン)
バーズアイメイプル【カエデ】(ブラック)
といった木材(( )内は色目)が採用されておった。
初っ端の画像を見るとどれがどれか分かると思われる。左より
バーズアイメイプル(ブラック)
ウォールナット(ブラウン)
バーズアイメイプル(ライトブラウン)
バーズアイメイプル(ブラック)
となる。レクサスGSに限ればモデルに合わせて、どれかの木材が使われておったのである。
ところがアリストは、先述した通りふんだんにコストダウンが盛り込まれたモデルであるが故、僅かなモデルのみシフトレバーが本木目である以外、その他はことごとく木目調である。否、木目調ならまだしも、モロにプラスチックである箇所すらある。マニア的にいうアッシュトレイがそれである。
これらがマニア的にいうアッシュトレイ。要するに灰皿である。左より、
モロにプラスチック
バーズアイメイプル(ブラック)
バーズアイメイプル(ライトブラウン)
となる。あー、そうだったそうだった。シフトレバーと同様、
何個、灰皿持ってるんだYO
といった苦情は一切聞き入れぬ。
というワケで、【本木目ジャーニー第1話】の完結とする。
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