【私はあなたであった。あなたは私になるだろう】
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前回までのあらすじ。
さて、端的なあらすじを記したところで前回の続き。T-10のヘルクスローブドライバーを仕入れて、数々の政治的陰謀にも挫けず、腐敗は自宅にて再度イチから分解を始めた。ただ、気のせいか手慣れてきたようで、会社で分解した地点までの到達は思いの外、早かった。
DVDドライブとHDDが一体となったAssyを取り外す。これはT-10が5箇所で留まっておった。このAssyからIDEと電源のケーブルと外すと、Assyはその全容を現す。さらにAssyからT-10を4本外すとDVDドライブとHDDに分かれる。あとは、このDVDドライブと衝動買いしたDVDドライブを交換すれば終わりなのだが、取り外したDVDドライブは妙な形状をしておった。

本来はこのような形状のはずである。

どうやら、前カバーを外して組み込んでおるらしい。そんなこと、何処のサイトにも記しておらんかったぞ。
またしても政治的陰謀である。
試しに、前カバーを憑けたまま組み込めるかどうか、計測をしたものの、何をどうやってもダメらしい。残る道はただひとつ。衝動買いしたDVDドライブをさらに分解するしかない。渋々、DVDドライブを観察したところ、4箇所の爪で留まっておることが判明した。小さめのマイナスドライバーを使って、爪を外した。それであっけなく外れると思っておったが、イジェクトボタンの辺りに仕掛けがあるらしく、そこがどうやっても外れない。僅かな隙間を覗き込んでも、仕掛けの正体は分からず、これを外すための工具もない。もういいや、どうせ4980円の激安ドライブだ。壊れたら諦めるまでよと、決断し、力ずくで強行突破した。
パキッ
イヤな音がこだました。此処まで来て破壊しちまったかと、何もかもを諦める決意をしておったが、前カバーの爪が1本折れただけで、本体には何ら影響はないらしい。実際に動作するかは兎も角、このまま組み込むことした。組み込みは分解の逆の手順を踏むだけだ。まぁ案の定、ケーブルの収まりが悪く苦戦したが、これは既に織り込み済みだったので、政治的陰謀ではない。こうして、物理的な組み込みは完了したのである。
さて、何故物理的にと断ったかといえば、このままではブートしても認識しやがらないのである。激安ドライブのクセしやがって、そこは新鋭ドライブ故、まぁ仕方がない。因みにOS10.4以上ならば、無条件で認識するし、C起動も出来るらしい。嗚呼、腐iMacのOSは10.3.9である。そこでPatchBurnと呼ばれるユーティリティーを使用する。OS10.2以上を使いつつ、新鋭のDVDドライブに換装したい諸君には福音である。是非使ってみ給え。自己責任で。
こうして苦戦の末、メモリとDVDドライブの換装は成ったのである。未だにDVDを焼いたことはないが、メモリ増設の効果は如何無く発揮されており、起動時のストレスも無く、ブラウザはもとより、フォトショップも、DVDスタジオプロも快適に動かすことが出来るようになった。だからといって、家に仕事を持ち帰ることはないがな。
まぁ3回に分けるほどのネタではないが、長々と記してみた。懲りずに読んでくれた諸君には感謝。
尚、この腐日記を読んでiMacの分解に挑むのは勿論諸君の勝手だが、やはり勿論自己責任で。参考にするならば、余所様のサイトを併用して参考にすると良いだろう。当腐日記は、写真による説明は乏しいが、テキストによる説明は群を抜いておると、自惚れておるからである。
油断した末、割とピンチ。
さて、端的なあらすじを記したところで前回の続き。T-10のヘルクスローブドライバーを仕入れて、数々の政治的陰謀にも挫けず、腐敗は自宅にて再度イチから分解を始めた。ただ、気のせいか手慣れてきたようで、会社で分解した地点までの到達は思いの外、早かった。
DVDドライブとHDDが一体となったAssyを取り外す。これはT-10が5箇所で留まっておった。このAssyからIDEと電源のケーブルと外すと、Assyはその全容を現す。さらにAssyからT-10を4本外すとDVDドライブとHDDに分かれる。あとは、このDVDドライブと衝動買いしたDVDドライブを交換すれば終わりなのだが、取り外したDVDドライブは妙な形状をしておった。
なんだこりゃ
本来はこのような形状のはずである。
なっ
どうやら、前カバーを外して組み込んでおるらしい。そんなこと、何処のサイトにも記しておらんかったぞ。
またしても政治的陰謀である。
試しに、前カバーを憑けたまま組み込めるかどうか、計測をしたものの、何をどうやってもダメらしい。残る道はただひとつ。衝動買いしたDVDドライブをさらに分解するしかない。渋々、DVDドライブを観察したところ、4箇所の爪で留まっておることが判明した。小さめのマイナスドライバーを使って、爪を外した。それであっけなく外れると思っておったが、イジェクトボタンの辺りに仕掛けがあるらしく、そこがどうやっても外れない。僅かな隙間を覗き込んでも、仕掛けの正体は分からず、これを外すための工具もない。もういいや、どうせ4980円の激安ドライブだ。壊れたら諦めるまでよと、決断し、力ずくで強行突破した。
パキッ
イヤな音がこだました。此処まで来て破壊しちまったかと、何もかもを諦める決意をしておったが、前カバーの爪が1本折れただけで、本体には何ら影響はないらしい。実際に動作するかは兎も角、このまま組み込むことした。組み込みは分解の逆の手順を踏むだけだ。まぁ案の定、ケーブルの収まりが悪く苦戦したが、これは既に織り込み済みだったので、政治的陰謀ではない。こうして、物理的な組み込みは完了したのである。
さて、何故物理的にと断ったかといえば、このままではブートしても認識しやがらないのである。激安ドライブのクセしやがって、そこは新鋭ドライブ故、まぁ仕方がない。因みにOS10.4以上ならば、無条件で認識するし、C起動も出来るらしい。嗚呼、腐iMacのOSは10.3.9である。そこでPatchBurnと呼ばれるユーティリティーを使用する。OS10.2以上を使いつつ、新鋭のDVDドライブに換装したい諸君には福音である。是非使ってみ給え。自己責任で。
こうして苦戦の末、メモリとDVDドライブの換装は成ったのである。未だにDVDを焼いたことはないが、メモリ増設の効果は如何無く発揮されており、起動時のストレスも無く、ブラウザはもとより、フォトショップも、DVDスタジオプロも快適に動かすことが出来るようになった。だからといって、家に仕事を持ち帰ることはないがな。
まぁ3回に分けるほどのネタではないが、長々と記してみた。懲りずに読んでくれた諸君には感謝。
尚、この腐日記を読んでiMacの分解に挑むのは勿論諸君の勝手だが、やはり勿論自己責任で。参考にするならば、余所様のサイトを併用して参考にすると良いだろう。当腐日記は、写真による説明は乏しいが、テキストによる説明は群を抜いておると、自惚れておるからである。
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前編のあらすじ。
さて、腐敗らしい表現力豊かなあらすじを記したところで、前編の続き。尚、写真は撮っておらぬ。
撮るに足らぬとすっかり油断しておったからである。
裏蓋は既に、メモリ交換の時点で外しておった。通常のプラスドライバーで4箇所のネジを外すのみである。此処より先は総てヘルクスローブドライバーのお世話になる。ヘルクスローブドライバーを片手に、腐敗は意気揚々と分解を始めた。
4箇所のネジを外す。これらのネジどもはやや長く、糊らしきで固着させておったが、既に良い気分の腐敗の敵ではない。ネジを総て外すと、底の部分がプラプラし始める。底の部分にマザーボードを固定しておるらしく、肉まん上部に目的のDVDドライブとHDDが固定されておった。で、上部のドライブどもと、底のマザーは、IDEケーブルと電源ケーブルで接続されておるようだ。それ故、底の部分は慎重を期して外さねば、残念な事態を招くようになっておる。やはり政治的陰謀である。
腐敗は底の部分を、肉まんの底にペッタリと貼り憑いておる薄皮に見立て、それを扱うが如く、ゆっくりと慎重に外した。肉まんだってゆっくり剥がさねば、喰うところが減るではないか。
5分ほど格闘した後、キレイに外すことが出来た。既に目的のDVDドライブはその全容を腐敗に晒しておった。ドライブ類は5箇所でネジ固定されておる。さらに分解。・・・・おや。
さらに分解しようにも、ヘルクスローブドライバーのサイズが合わぬ。
参考にしたサイトの情報では、ヘルクスローブのT-15が有れば事足ると記しておったのに、これは一体どうしたことか。結局、此処まで分解しておきながら、これ以上の進撃は出来なくなってしまったのだ。とはいえ、これをまた組み立てるのか。押しも引きも出来なくなった。政治的陰謀である。
これを打開しようと、会社近くのホームセンターに足を運んだものの、体の良いT-10は存在しなかった。やむを得ず、進撃を中止。自宅近くのホームセンターでT-10を仕入れて、自宅で再度分解することにした。しかし、このまま自宅に持ち帰るのは、何かと危険性が高いと判断し、結局組み立てた。政治的陰謀である。
気を取り直した腐敗は、会社帰りにホームセンターに立ち寄って、T-10を仕入れた。そして帰宅後、再度分解を始めた。飯とか、ぽりさんの散歩で中断されながら。
これらの中断も政治的陰謀かもしれない。
記しながら3部構成にしたくなったので、完結編に続く。
iMacの分解? 屁だよ、屁。
さて、腐敗らしい表現力豊かなあらすじを記したところで、前編の続き。尚、写真は撮っておらぬ。
撮るに足らぬとすっかり油断しておったからである。
裏蓋は既に、メモリ交換の時点で外しておった。通常のプラスドライバーで4箇所のネジを外すのみである。此処より先は総てヘルクスローブドライバーのお世話になる。ヘルクスローブドライバーを片手に、腐敗は意気揚々と分解を始めた。
4箇所のネジを外す。これらのネジどもはやや長く、糊らしきで固着させておったが、既に良い気分の腐敗の敵ではない。ネジを総て外すと、底の部分がプラプラし始める。底の部分にマザーボードを固定しておるらしく、肉まん上部に目的のDVDドライブとHDDが固定されておった。で、上部のドライブどもと、底のマザーは、IDEケーブルと電源ケーブルで接続されておるようだ。それ故、底の部分は慎重を期して外さねば、残念な事態を招くようになっておる。やはり政治的陰謀である。
腐敗は底の部分を、肉まんの底にペッタリと貼り憑いておる薄皮に見立て、それを扱うが如く、ゆっくりと慎重に外した。肉まんだってゆっくり剥がさねば、喰うところが減るではないか。
5分ほど格闘した後、キレイに外すことが出来た。既に目的のDVDドライブはその全容を腐敗に晒しておった。ドライブ類は5箇所でネジ固定されておる。さらに分解。・・・・おや。
さらに分解しようにも、ヘルクスローブドライバーのサイズが合わぬ。
参考にしたサイトの情報では、ヘルクスローブのT-15が有れば事足ると記しておったのに、これは一体どうしたことか。結局、此処まで分解しておきながら、これ以上の進撃は出来なくなってしまったのだ。とはいえ、これをまた組み立てるのか。押しも引きも出来なくなった。政治的陰謀である。
これを打開しようと、会社近くのホームセンターに足を運んだものの、体の良いT-10は存在しなかった。やむを得ず、進撃を中止。自宅近くのホームセンターでT-10を仕入れて、自宅で再度分解することにした。しかし、このまま自宅に持ち帰るのは、何かと危険性が高いと判断し、結局組み立てた。政治的陰謀である。
気を取り直した腐敗は、会社帰りにホームセンターに立ち寄って、T-10を仕入れた。そして帰宅後、再度分解を始めた。飯とか、ぽりさんの散歩で中断されながら。
これらの中断も政治的陰謀かもしれない。
記しながら3部構成にしたくなったので、完結編に続く。
昨日、会社の前の通りで、白バイ2台と珍走団と思われるバイク1台が、カーチェイスならぬ、バイクチェイスをしておった。どっちも嫌いなので共倒れを祈った(挨拶
その昨日、気の利かない上司が出張なのを良いことに、自宅のiMacを会社に持ち込んで改造を施しておった。丁度、週明けに注文をしたメモリとDVDドライブが到着したからである。
さて、自宅のiMacは、かつて一世を風靡したあのiMacの後継機でこんなヤツ(リンクはPDFファイル)だ。見たまんま通称は肉まん。丁度肉まんの部分が本体になっており、電気スタンドのような感じで、液晶ディスプレイが憑いておる。腐敗家のiMacは、このディスプレイが20インチと極めてワイドな画面である。故にネットだろうと、ちょっとした写真加工だろうと、なんなくこなせる。はずなのだが、メモリが256Mしか搭載されておらず、OSを立ち上げただけで、直ぐに仮想メモリを組んでしまう。要するに鈍くさいのだ。
ネットを見る程度ならば、まぁ辛うじて動くものの、年賀状などをデザインしようとしたら、激重になる。CPUのスペックはそんなに悪くないのに、メモリがボトルネックと化して、ちっとも作業が効率的ではない。それ故、今年の年賀状は会社のGIGA腐敗號で作業をしたほどだ。
そこで、かねてからメモリの増設を考えておったワケだが、腐敗が買おうと考えると、価格が高騰し、仕事が忙しくなって等閑にすると下落しておるらしく、まったくこれは政治的陰謀としか表現のしようがない。
とはいえ、長期のスパンで見ると徐々に価格は下落しており、去年、頃合いと思って512Mを買おうとしたところ、1Gもいい加減安くなっておることに気憑いた。強欲な腐敗は、
1Gの更なる下落を待つことにした。
そして先週、1Gが12000円を割り込んでおるのを発見し、購入に踏み切った次第である。
ところが、見てくれからも想像出来るように、コイツはやたら内部にアクセスしにくいパソコンなのだ。初心者向けパソコンのクセしやがって、こんなところでは初心者に背を向けておる。だが、考えようによっては、初心者に壊させて、法外な修理代金をむしり取ろうとするアップルの戦略も垣間見える気がする。政治的陰謀である。
しかも、取説には分解方法について殆ど記されていない。故にネットを徘徊して、何処かに人身御供パイオニアは居ないかと、探しておった。そしたら、割と丁寧に写真憑きで解説をしておるサイトを数件見憑け、それらを参考にして分解に踏み切った。

で、結論からいえば、メモリの増設は屁以下だった。さらに起動してみたところ、しっかりとメモリは認識されており、フォトショップの作業も快適そのものだった。こうしてiMacのメモリは、1.25Gへと5倍増された。

そんなこんなで、すっかり気を良くした腐敗は調子に乗って、激安価格故、衝動買いしたDVDドライブ(パイオニア製DVR-111D)の換装にも踏み切った。DVDドライブの換装は難易度が高く、無理だと判断すれば、GIGA腐敗號に憑けようと思っておった。とはいえ、何しろ気を良くしておる上に、予めヘルクスローブねじ対応のドライバーも購入しておったのだ。一気に換装してしまえと思うのも、当然の理である。そして、腐敗は鼻歌まじりに、ヘルクスローブドライバーを手に取った。
まさに前途洋々だった(続く)。
その昨日、気の利かない上司が出張なのを良いことに、自宅のiMacを会社に持ち込んで改造を施しておった。丁度、週明けに注文をしたメモリとDVDドライブが到着したからである。
さて、自宅のiMacは、かつて一世を風靡したあのiMacの後継機でこんなヤツ(リンクはPDFファイル)だ。見たまんま通称は肉まん。丁度肉まんの部分が本体になっており、電気スタンドのような感じで、液晶ディスプレイが憑いておる。腐敗家のiMacは、このディスプレイが20インチと極めてワイドな画面である。故にネットだろうと、ちょっとした写真加工だろうと、なんなくこなせる。はずなのだが、メモリが256Mしか搭載されておらず、OSを立ち上げただけで、直ぐに仮想メモリを組んでしまう。要するに鈍くさいのだ。
ネットを見る程度ならば、まぁ辛うじて動くものの、年賀状などをデザインしようとしたら、激重になる。CPUのスペックはそんなに悪くないのに、メモリがボトルネックと化して、ちっとも作業が効率的ではない。それ故、今年の年賀状は会社のGIGA腐敗號で作業をしたほどだ。
そこで、かねてからメモリの増設を考えておったワケだが、腐敗が買おうと考えると、価格が高騰し、仕事が忙しくなって等閑にすると下落しておるらしく、まったくこれは政治的陰謀としか表現のしようがない。
とはいえ、長期のスパンで見ると徐々に価格は下落しており、去年、頃合いと思って512Mを買おうとしたところ、1Gもいい加減安くなっておることに気憑いた。強欲な腐敗は、
1Gの更なる下落を待つことにした。
そして先週、1Gが12000円を割り込んでおるのを発見し、購入に踏み切った次第である。
ところが、見てくれからも想像出来るように、コイツはやたら内部にアクセスしにくいパソコンなのだ。初心者向けパソコンのクセしやがって、こんなところでは初心者に背を向けておる。だが、考えようによっては、初心者に壊させて、法外な修理代金をむしり取ろうとするアップルの戦略も垣間見える気がする。政治的陰謀である。
しかも、取説には分解方法について殆ど記されていない。故にネットを徘徊して、何処かに
iMac解体中
で、結論からいえば、メモリの増設は屁以下だった。さらに起動してみたところ、しっかりとメモリは認識されており、フォトショップの作業も快適そのものだった。こうしてiMacのメモリは、1.25Gへと5倍増された。
取り憑けが完了した1Gメモリ
そんなこんなで、すっかり気を良くした腐敗は調子に乗って、激安価格故、衝動買いしたDVDドライブ(パイオニア製DVR-111D)の換装にも踏み切った。DVDドライブの換装は難易度が高く、無理だと判断すれば、GIGA腐敗號に憑けようと思っておった。とはいえ、何しろ気を良くしておる上に、予めヘルクスローブねじ対応のドライバーも購入しておったのだ。一気に換装してしまえと思うのも、当然の理である。そして、腐敗は鼻歌まじりに、ヘルクスローブドライバーを手に取った。
まさに前途洋々だった(続く)。