【私はあなたであった。あなたは私になるだろう】
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かなり以前の企画を今頃になって、まったく今頃になって披露することにした(挨拶

「ポーズっ」
久々に例の美人ネタである。因みにこういった表情も好きである(完全なる個人的趣味の見地から)。それで、こんな感じでカシャカシャと撮っておったときだ。
そやね、ちょっと首傾げて。
眩しいなら眩しいなりで。
んー、それじゃ、
耳動かしてみようか。

「ちょっ、笑わしたらいかんやんっ」
大して面白いとも思わなんだが、本人的にはツボに嵌ったらしく、暫くの間笑いこけておった。それで、少々冷え込んできたのも手伝って、

「あんまり笑わしたらこんなことするんで」
今度は腐敗が爆笑である。さらに、

「自分のやってることに大受け」
やっぱり暫くの間、撮影にならんかった。
以上、新鮮なネタを綴る暇が無い故、大昔のネタを披露。
本当に大昔である。あの頃は良かった。なにかと。

最後に本人の名誉のためにも、真っ当な表情を掲載して、今日の腐日記を締め括りたい。

「ポーズっ」
久々に例の美人ネタである。因みにこういった表情も好きである(完全なる個人的趣味の見地から)。それで、こんな感じでカシャカシャと撮っておったときだ。
そやね、ちょっと首傾げて。
眩しいなら眩しいなりで。
んー、それじゃ、
耳動かしてみようか。

「ちょっ、笑わしたらいかんやんっ」
大して面白いとも思わなんだが、本人的にはツボに嵌ったらしく、暫くの間笑いこけておった。それで、少々冷え込んできたのも手伝って、

「あんまり笑わしたらこんなことするんで」
今度は腐敗が爆笑である。さらに、

「自分のやってることに大受け」
やっぱり暫くの間、撮影にならんかった。
以上、新鮮なネタを綴る暇が無い故、大昔のネタを披露。
本当に大昔である。あの頃は良かった。なにかと。

最後に本人の名誉のためにも、真っ当な表情を掲載して、今日の腐日記を締め括りたい。
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予てより懸案事項だったデジカメを買ってみた(挨拶

これ
腐敗のライフスタイル的には、ケータイのカメラで十分であり、高画質を求める場合、一眼レフを出動させておるので、最早、コンパクトデジカメなぞ欲しくもなかった。しかしながら、相方はコンパクトデジカメを熱望しており、しかも、相方が出掛けた2月の社員旅行の折り、ヤツは腐敗が所有するデジカメをクラッシュさせやがったので、どうしても代替機が欲しかったようである。
そこで腐敗の豊富な知識と人脈の出番になるワケだが、当初、腐敗はフジのエビちゃんカメラ(音に注意)を強く推しておった。
別にエビちゃんが好きだからではない。
ちょっとカメラを囓っているヤツならば、大抵のヤツはフジのコンパクトカメラを勧めてくる。フジのコンパクトカメラは、フィルム全盛の頃から定評があった。その評価はデジカメ時代になった現在でも続いており、相変わらずシャープな写りで、しかも無駄がなく洗練されておるのである。
無論、腐敗もその評判は知っており、今までコンパクトカメラを買う機会は殆どなかったが、買うとすればフジに決まりだろうと誓っておった。因みに相方がぶっ壊したデジカメはソニー製である。フジのを買うと誓っておったのに、パソコン屋でクソ安く売っておったので、是非もなく買った代物なのだ。画素数は100万画素とたかが知れておる。それでも当時は100万画素の大台に乗ったとかで、随分騒がれたカメラだった。それにも増して魅力的だったのが、フィルムカメラでは到底実現出来ない小ささだった。その小ささに惚れ込み、クソ安いのも手伝って、気が憑けば購入しておった。要するに
フジのカメラが本命だったクセに、小ささに負けたのだった。
それから時代は流れ、数年。カタログを斜め見しただけでも、カメラの性能は相方がぶっ壊したそれの比較にならないくらい良くなっておった。それで今度こそ、フジのカメラと思っておったのに、思わぬ罠が待ちかまえておった。なんと、
光学補正の手ぶれ機能が無いときやがった。
当然、装備されておるのかと思いきや、そうじゃなかったのである。政治的陰謀である。感度を上げてシャッター速度を上げるような補正は成されるが、それはちょっと違う。フジ的にはそのシャープな写りに余程の自信を持っておったのだろう。その判断は正しいと思う。そして、そんな問題は特に考慮せず、購入に踏み切っておったはずである。
メインの使用者が腐敗であったならば。
ところが、メインで使うのは、腐敗のカメラをぶっ壊した相方なのだ。故に、精緻な手ぶれ補正は必須事項だった。それで、購入を目前にして、居並ぶコンパクトカメラ群の前で悩んでしまった。光学補正が憑いて、沈筒式でないヤツといえば、ニコンとソニーくらいしかねぇじゃねぇかYO!!
ニコンはダメである。サッパリである。ニコンの一眼レフを見れば分かるが、クソ真面目に作っておる割に、何処か肝心なところが抜けておるのである。マニアやプロが使う一眼レフならば、それも頑固で作りが良い。とか言っておれるが、素人向けのデジカメでそれは許せない。候補に挙がったカメラもやたらバッテリーの持ちが悪いとか、欠点を露呈しておった。
また、先にも記した沈筒式でないことも腐敗のコンパクトカメラ選びでは、重要なファクターである。沈筒式とは、カメラを起動した際、レンズがウニョーって伸びるタイプを指す。アレは良くない。折角、クソ小さいのを実現しておるというのに、台無しになる。沈筒式を採用することで、広角側の性能が上がるのは理解出来るし、魅力的だが、コンパクトでなくなるのは許せないのである。
それで悩んだ挙げ句、ソニーのカメラに落ち着いた。
それから、数店舗で値段を見て回った。最安値は24000円だった。しかも1GBのメモリー憑きで。さらに1000円を支払えば、2GBのソニー純正メモリが憑いてくるらしい。お得感が非常に強かったので、2GB憑きで購入した。
因みにソニーのカメラというが、メカニズムはミノルタの其れである。諸君、色々な意味で騙されないように。
これ
腐敗のライフスタイル的には、ケータイのカメラで十分であり、高画質を求める場合、一眼レフを出動させておるので、最早、コンパクトデジカメなぞ欲しくもなかった。しかしながら、相方はコンパクトデジカメを熱望しており、しかも、相方が出掛けた2月の社員旅行の折り、ヤツは腐敗が所有するデジカメをクラッシュさせやがったので、どうしても代替機が欲しかったようである。
そこで腐敗の豊富な知識と人脈の出番になるワケだが、当初、腐敗はフジのエビちゃんカメラ(音に注意)を強く推しておった。
別にエビちゃんが好きだからではない。
ちょっとカメラを囓っているヤツならば、大抵のヤツはフジのコンパクトカメラを勧めてくる。フジのコンパクトカメラは、フィルム全盛の頃から定評があった。その評価はデジカメ時代になった現在でも続いており、相変わらずシャープな写りで、しかも無駄がなく洗練されておるのである。
無論、腐敗もその評判は知っており、今までコンパクトカメラを買う機会は殆どなかったが、買うとすればフジに決まりだろうと誓っておった。因みに相方がぶっ壊したデジカメはソニー製である。フジのを買うと誓っておったのに、パソコン屋でクソ安く売っておったので、是非もなく買った代物なのだ。画素数は100万画素とたかが知れておる。それでも当時は100万画素の大台に乗ったとかで、随分騒がれたカメラだった。それにも増して魅力的だったのが、フィルムカメラでは到底実現出来ない小ささだった。その小ささに惚れ込み、クソ安いのも手伝って、気が憑けば購入しておった。要するに
フジのカメラが本命だったクセに、小ささに負けたのだった。
それから時代は流れ、数年。カタログを斜め見しただけでも、カメラの性能は相方がぶっ壊したそれの比較にならないくらい良くなっておった。それで今度こそ、フジのカメラと思っておったのに、思わぬ罠が待ちかまえておった。なんと、
光学補正の手ぶれ機能が無いときやがった。
当然、装備されておるのかと思いきや、そうじゃなかったのである。政治的陰謀である。感度を上げてシャッター速度を上げるような補正は成されるが、それはちょっと違う。フジ的にはそのシャープな写りに余程の自信を持っておったのだろう。その判断は正しいと思う。そして、そんな問題は特に考慮せず、購入に踏み切っておったはずである。
メインの使用者が腐敗であったならば。
ところが、メインで使うのは、腐敗のカメラをぶっ壊した相方なのだ。故に、精緻な手ぶれ補正は必須事項だった。それで、購入を目前にして、居並ぶコンパクトカメラ群の前で悩んでしまった。光学補正が憑いて、沈筒式でないヤツといえば、ニコンとソニーくらいしかねぇじゃねぇかYO!!
ニコンはダメである。サッパリである。ニコンの一眼レフを見れば分かるが、クソ真面目に作っておる割に、何処か肝心なところが抜けておるのである。マニアやプロが使う一眼レフならば、それも頑固で作りが良い。とか言っておれるが、素人向けのデジカメでそれは許せない。候補に挙がったカメラもやたらバッテリーの持ちが悪いとか、欠点を露呈しておった。
また、先にも記した沈筒式でないことも腐敗のコンパクトカメラ選びでは、重要なファクターである。沈筒式とは、カメラを起動した際、レンズがウニョーって伸びるタイプを指す。アレは良くない。折角、クソ小さいのを実現しておるというのに、台無しになる。沈筒式を採用することで、広角側の性能が上がるのは理解出来るし、魅力的だが、コンパクトでなくなるのは許せないのである。
それで悩んだ挙げ句、ソニーのカメラに落ち着いた。
それから、数店舗で値段を見て回った。最安値は24000円だった。しかも1GBのメモリー憑きで。さらに1000円を支払えば、2GBのソニー純正メモリが憑いてくるらしい。お得感が非常に強かったので、2GB憑きで購入した。
因みにソニーのカメラというが、メカニズムはミノルタの其れである。諸君、色々な意味で騙されないように。
【行き当たりばったり企画】と称して、花見に逝った。

まずは腹ごしらえらしい
腐敗的には、さほど腹は減っておらんかったが、例の美人が腹減った腹減ったと、まるでツバメの雛のように五月蠅い。しかも、ちょっと目を離したスキに焼き鳥とか、甘酒をしこたま買い込んでおった。
喰うやろ、喰いなよ、喰え(命令)。
とのことなので、仕方なく一緒にモシャモシャと喰らった。まぁ確かに甘酒でも買っておらんと、やっておれんかった。陽が落ちると急に冷え込んできたのである。暖かい飲み物を欲する気持ちも分からないこともない。また、例の美人的には夜桜なんだから、暗くなって撮影するモノと思い込んでおったらしい。違う違うんだよ。また、撮影したくとも、しこたま買い込んだ食料を始末しなくてはならない。まったく余計なことしやがって。
で、喰ったり飲んだり、例のよって例の如くくだらない話に興じたりしておるウチに、辺りはすっかり暗くなってしまったのである。こうして薄日の間に撮影しようと思っておった腐敗の野望は潰えた。仕方なく暗いなりの装備を施して撮影することにした。

暗い(例の美人は陽気)
15分の1秒 f1.4半
寒いのもイヤだったが、それにも増して深刻なのは、予想以上の暗さである。D70はあまりに感度を上げると、ザラつきが相当酷くなるので、ISO400にて撮影。尚、レンズは50ミリF1.4を使用した。
この暗さに対処すべく、バッテリーライトを使用。これは報道の現場でも使われ、コンパクトなクセしやがって、異常なまでに明るく被写体を照らし出す最終兵器なのである。ところがその光量が仇になる。あまりに明るすぎ、周囲の酔っぱらった花見客どもが、なんだなんだと押し寄せて来おったのだ。これでは撮影にならぬと、1カットも撮影しないまま撤収せざるを得なかった。
仕方なくノーライトで撮影を続行。

もっと光量を
15分の1秒 f2
桜を照らし出す水銀灯に近づけば、まあそこそこ明るく撮れる。だが肝心の桜が何処にも写っておらぬ。さらにビシバシと冷え込んでくる。とうとうギブアップし、20枚ほどの撮影で止めにした。
とまぁ惨憺たる結果に終わってしまった。行き当たりばったりの企画だったとはいえ、もうちょっと何とかしようやと思ったのだった。
【来年に続く】
まずは腹ごしらえらしい
腐敗的には、さほど腹は減っておらんかったが、例の美人が腹減った腹減ったと、まるでツバメの雛のように五月蠅い。しかも、ちょっと目を離したスキに焼き鳥とか、甘酒をしこたま買い込んでおった。
喰うやろ、喰いなよ、喰え(命令)。
とのことなので、仕方なく一緒にモシャモシャと喰らった。まぁ確かに甘酒でも買っておらんと、やっておれんかった。陽が落ちると急に冷え込んできたのである。暖かい飲み物を欲する気持ちも分からないこともない。また、例の美人的には夜桜なんだから、暗くなって撮影するモノと思い込んでおったらしい。違う違うんだよ。また、撮影したくとも、しこたま買い込んだ食料を始末しなくてはならない。まったく余計なことしやがって。
で、喰ったり飲んだり、例のよって例の如くくだらない話に興じたりしておるウチに、辺りはすっかり暗くなってしまったのである。こうして薄日の間に撮影しようと思っておった腐敗の野望は潰えた。仕方なく暗いなりの装備を施して撮影することにした。
暗い(例の美人は陽気)
15分の1秒 f1.4半
寒いのもイヤだったが、それにも増して深刻なのは、予想以上の暗さである。D70はあまりに感度を上げると、ザラつきが相当酷くなるので、ISO400にて撮影。尚、レンズは50ミリF1.4を使用した。
この暗さに対処すべく、バッテリーライトを使用。これは報道の現場でも使われ、コンパクトなクセしやがって、異常なまでに明るく被写体を照らし出す最終兵器なのである。ところがその光量が仇になる。あまりに明るすぎ、周囲の酔っぱらった花見客どもが、なんだなんだと押し寄せて来おったのだ。これでは撮影にならぬと、1カットも撮影しないまま撤収せざるを得なかった。
仕方なくノーライトで撮影を続行。
もっと光量を
15分の1秒 f2
桜を照らし出す水銀灯に近づけば、まあそこそこ明るく撮れる。だが肝心の桜が何処にも写っておらぬ。さらにビシバシと冷え込んでくる。とうとうギブアップし、20枚ほどの撮影で止めにした。
とまぁ惨憺たる結果に終わってしまった。行き当たりばったりの企画だったとはいえ、もうちょっと何とかしようやと思ったのだった。
【来年に続く】
今日は久々にロケに出ておった。突如として、演出宜しく。とシナリオを渡された。そういうことは、せめて前日に言うように(挨拶
35ミリ追悼企画を引き続き開催。尚、仕事ネタを持ち出したくないので、本日は【この企画が開催される=やむを得ない】と思って、何ら差し支えない。

前回と同じモデル嬢である。顔が良く分からないとか、苦情を申し出ないように。とはいえ、とてもワイルドな性格に見えないだろ。
さて、この日は明治時代に建てられた浄水場跡で撮影した。この建物の中は資料館になっておるが、外観はほぼ当時のままという。こういう少しレトロな雰囲気で撮ってみたかったので、彼女にモデルを依頼した。この頃はお互いに多忙を極めており、スケジューリングが大変だったのを覚えておる。
さて、このカットは日没直前で、目視しても真っ赤だった。それ故、フィルムにはそれ以上に赤く表現されておる。
また、今回の企画のために、このカットを発掘したとき、50ミリ程度で撮ったのかと思ったが、記録に依れば、35ミリでの撮影らしい。そう言われれば、若干の樽型収差(ディストーション)が見受けられるが、空気感は50ミリっぽい。記録が間違っているような気もするが、35ミリと信じて掲載に踏み切った。
このカットは、シチュエーションを練るのを面倒臭がったのもあり、光の加減をまったくしていない。普通ならば、レフ板を当てたり、LBやCCフィルターを駆使するところだが、疲れていたのに加え、順光故、どうしようがなかった。
ポートレートに於いて、順光でレフ板を使っても効き目は殆ど期待出来ない。ましてや、夕刻の真っ赤な陽の光では、少々のフィルターワークを駆使したところで、やはり効き目は期待出来ないのだ。そこで、何もかもセオリーの逆でやってみた。
まず先にも記した通り、レフ板を使わず、順光下での撮影。また、モデルに被っている木々の影もそのまま取り込んでみた。さらに、下半身は真っ黒になるのを承知で、ハイライト基準の露出設定。
結果として、明暗が激しくなったが、ハイライトがすっ飛んでしまっているワケでもなく、暖色系の色使いも効いて、それほどガチガチな印象を与えない写真になった。腐敗のスキルといえばそれまで。
とはいえ、もうひと味出すような、工夫が欲しかった。木の影を木の影と分からせるような工夫とか。
まぁ、タマには自己反省も必要である。
【撮影データ】
AiAFニッコール35ミリF2S
60分の1秒 f5.6 RDPII
35ミリ追悼企画を引き続き開催。尚、仕事ネタを持ち出したくないので、本日は【この企画が開催される=やむを得ない】と思って、何ら差し支えない。

どうよ
前回と同じモデル嬢である。顔が良く分からないとか、苦情を申し出ないように。とはいえ、とてもワイルドな性格に見えないだろ。
さて、この日は明治時代に建てられた浄水場跡で撮影した。この建物の中は資料館になっておるが、外観はほぼ当時のままという。こういう少しレトロな雰囲気で撮ってみたかったので、彼女にモデルを依頼した。この頃はお互いに多忙を極めており、スケジューリングが大変だったのを覚えておる。
さて、このカットは日没直前で、目視しても真っ赤だった。それ故、フィルムにはそれ以上に赤く表現されておる。
また、今回の企画のために、このカットを発掘したとき、50ミリ程度で撮ったのかと思ったが、記録に依れば、35ミリでの撮影らしい。そう言われれば、若干の樽型収差(ディストーション)が見受けられるが、空気感は50ミリっぽい。記録が間違っているような気もするが、35ミリと信じて掲載に踏み切った。
このカットは、シチュエーションを練るのを面倒臭がったのもあり、光の加減をまったくしていない。普通ならば、レフ板を当てたり、LBやCCフィルターを駆使するところだが、疲れていたのに加え、順光故、どうしようがなかった。
ポートレートに於いて、順光でレフ板を使っても効き目は殆ど期待出来ない。ましてや、夕刻の真っ赤な陽の光では、少々のフィルターワークを駆使したところで、やはり効き目は期待出来ないのだ。そこで、何もかもセオリーの逆でやってみた。
まず先にも記した通り、レフ板を使わず、順光下での撮影。また、モデルに被っている木々の影もそのまま取り込んでみた。さらに、下半身は真っ黒になるのを承知で、ハイライト基準の露出設定。
結果として、明暗が激しくなったが、ハイライトがすっ飛んでしまっているワケでもなく、暖色系の色使いも効いて、それほどガチガチな印象を与えない写真になった。腐敗のスキルといえばそれまで。
とはいえ、もうひと味出すような、工夫が欲しかった。木の影を木の影と分からせるような工夫とか。
まぁ、タマには自己反省も必要である。
【撮影データ】
AiAFニッコール35ミリF2S
60分の1秒 f5.6 RDPII
本業の執筆活動がヒートアップ(挨拶
35ミリ追悼企画を引き続き開催。尚、本日も【この企画が開催される=ネタがない】と思って、何ら差し支えない。

学生時代のモデルは掲載許可が下りておらんので、またしても時代を少々すっ飛ばす。掲載許可を求めようにも、連絡先が分からなかったり、面倒臭い(重要)のだ。
さて、社会に出てからの作品である。モデル嬢は、腐敗と同じゼミ生だった。実はワイルドな性格の持ち主だが、黙っておれば品の良い出で立ちで、例によってナンパしたところ、快諾してくれたのがきっかけで、よく撮っておった。撮影回数は群を抜いて多く、例の美人と同じくらい撮ってるんじゃなかろうか。
ロケ地は塩塚高原。四国の山中の道なき道をひた走ると辿り着く。彼女を連れて2度ほど足を運んだが、もうゼッタイに逝きたくない。
だが、到着したときの感動は忘れられない。うっそうとした細道を抜けると、パッと明るくなる。すると、写真のような高原が広がっておるのだ。初めてのときは、四国にこんなところがあったのかと、暫く見入ってしまった。
閑話休題。
この日の撮影は面白かった。何が面白いって、かなり高地故、天気が目まぐるしく変わるのである。ピーカンになったり、曇ったり、時にはにわか雨が降ったり。夕方にはどしゃ降りになったので、撮影を中止したのだが、このカットはどしゃ降りになる直前のカットである。
どんよりした天気と、強く吹く風を表現したかったので、シャッタースピードをかなり落として撮影。構図も広角レンズです。的なソレで臨んだ。さらに、少し冷たい雰囲気を出すために、薄くCCフィルターのブルーを使用。
どうかね諸君。ススキの穂は少し赤みを帯びて、葉っぱはよりイキイキし、奥の山々はより青くなっておる。結果、ノーマルより冷たい印象になっておる。この辺がスキルである。
腐敗はCCフィルターのブルーを好んで使う。CCフィルターのブルーとは、マゼンタとシアンを合成した色で、赤みを引き出しつつ、冷たくも表現する。通常、ポートレートではマゼンタのフィルターを使うことが多いが、ほんの少しクールに仕上げたいならば、ブルーがお勧め。
まぁ、諸君にはまったく関係ない話である。関係ない。
それにしても、この自然な奥行き感は、腐敗のスキルもさることながら、35ミリならではの感覚である。これが28ミリならば、山々はもっと小さくなっておったであろうし、50ミリならば手前のススキの迫力もなかっただろう。無論両レンズには、それぞれに相応しい撮り方があるのだが、この程度の構図ならば、35ミリに軍配が上がる。
諸君もちょっとした撮影で良い。被写体ばかり気にせず、背景にも少しばかり気憑かいし給え。被写体が同じ大きさに写るように、ズームレンズを動かしてみ給え。必ずや新しい発見があるだろう。
では、執筆活動を再開。
【撮影データ】
AiAFニッコール35ミリF2S
60分の1秒 f4 RDPII
CC-2.5B
35ミリ追悼企画を引き続き開催。尚、本日も【この企画が開催される=ネタがない】と思って、何ら差し支えない。

どうよ
学生時代のモデルは掲載許可が下りておらんので、またしても時代を少々すっ飛ばす。掲載許可を求めようにも、連絡先が分からなかったり、面倒臭い(重要)のだ。
さて、社会に出てからの作品である。モデル嬢は、腐敗と同じゼミ生だった。実はワイルドな性格の持ち主だが、黙っておれば品の良い出で立ちで、例によってナンパしたところ、快諾してくれたのがきっかけで、よく撮っておった。撮影回数は群を抜いて多く、例の美人と同じくらい撮ってるんじゃなかろうか。
ロケ地は塩塚高原。四国の山中の道なき道をひた走ると辿り着く。彼女を連れて2度ほど足を運んだが、もうゼッタイに逝きたくない。
だが、到着したときの感動は忘れられない。うっそうとした細道を抜けると、パッと明るくなる。すると、写真のような高原が広がっておるのだ。初めてのときは、四国にこんなところがあったのかと、暫く見入ってしまった。
閑話休題。
この日の撮影は面白かった。何が面白いって、かなり高地故、天気が目まぐるしく変わるのである。ピーカンになったり、曇ったり、時にはにわか雨が降ったり。夕方にはどしゃ降りになったので、撮影を中止したのだが、このカットはどしゃ降りになる直前のカットである。
どんよりした天気と、強く吹く風を表現したかったので、シャッタースピードをかなり落として撮影。構図も広角レンズです。的なソレで臨んだ。さらに、少し冷たい雰囲気を出すために、薄くCCフィルターのブルーを使用。
どうかね諸君。ススキの穂は少し赤みを帯びて、葉っぱはよりイキイキし、奥の山々はより青くなっておる。結果、ノーマルより冷たい印象になっておる。この辺がスキルである。
腐敗はCCフィルターのブルーを好んで使う。CCフィルターのブルーとは、マゼンタとシアンを合成した色で、赤みを引き出しつつ、冷たくも表現する。通常、ポートレートではマゼンタのフィルターを使うことが多いが、ほんの少しクールに仕上げたいならば、ブルーがお勧め。
まぁ、諸君にはまったく関係ない話である。関係ない。
それにしても、この自然な奥行き感は、腐敗のスキルもさることながら、35ミリならではの感覚である。これが28ミリならば、山々はもっと小さくなっておったであろうし、50ミリならば手前のススキの迫力もなかっただろう。無論両レンズには、それぞれに相応しい撮り方があるのだが、この程度の構図ならば、35ミリに軍配が上がる。
諸君もちょっとした撮影で良い。被写体ばかり気にせず、背景にも少しばかり気憑かいし給え。被写体が同じ大きさに写るように、ズームレンズを動かしてみ給え。必ずや新しい発見があるだろう。
では、執筆活動を再開。
【撮影データ】
AiAFニッコール35ミリF2S
60分の1秒 f4 RDPII
CC-2.5B