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【私はあなたであった。あなたは私になるだろう】
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今日は久々にロケに出ておった。突如として、演出宜しく。とシナリオを渡された。そういうことは、せめて前日に言うように(挨拶

35ミリ追悼企画を引き続き開催。尚、仕事ネタを持ち出したくないので、本日は【この企画が開催される=やむを得ない】と思って、何ら差し支えない


どうよ

前回と同じモデル嬢である。顔が良く分からないとか、苦情を申し出ないように。とはいえ、とてもワイルドな性格に見えないだろ。

さて、この日は明治時代に建てられた浄水場跡で撮影した。この建物の中は資料館になっておるが、外観はほぼ当時のままという。こういう少しレトロな雰囲気で撮ってみたかったので、彼女にモデルを依頼した。この頃はお互いに多忙を極めており、スケジューリングが大変だったのを覚えておる。

さて、このカットは日没直前で、目視しても真っ赤だった。それ故、フィルムにはそれ以上に赤く表現されておる。
また、今回の企画のために、このカットを発掘したとき、50ミリ程度で撮ったのかと思ったが、記録に依れば、35ミリでの撮影らしい。そう言われれば、若干の樽型収差(ディストーション)が見受けられるが、空気感は50ミリっぽい。記録が間違っているような気もするが、35ミリと信じて掲載に踏み切った。

このカットは、シチュエーションを練るのを面倒臭がったのもあり、光の加減をまったくしていない。普通ならば、レフ板を当てたり、LBやCCフィルターを駆使するところだが、疲れていたのに加え、順光故、どうしようがなかった。
ポートレートに於いて、順光でレフ板を使っても効き目は殆ど期待出来ない。ましてや、夕刻の真っ赤な陽の光では、少々のフィルターワークを駆使したところで、やはり効き目は期待出来ないのだ。そこで、何もかもセオリーの逆でやってみた

まず先にも記した通り、レフ板を使わず、順光下での撮影。また、モデルに被っている木々の影もそのまま取り込んでみた。さらに、下半身は真っ黒になるのを承知で、ハイライト基準の露出設定。
結果として、明暗が激しくなったが、ハイライトがすっ飛んでしまっているワケでもなく、暖色系の色使いも効いて、それほどガチガチな印象を与えない写真になった。腐敗のスキルといえばそれまで
とはいえ、もうひと味出すような、工夫が欲しかった。木の影を木の影と分からせるような工夫とか。


まぁ、タマには自己反省も必要である


【撮影データ】
AiAFニッコール35ミリF2S
60分の1秒 f5.6 RDPII
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