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【私はあなたであった。あなたは私になるだろう】
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去る16日、腐敗夫婦はゴム婚を迎えた。ゴム婚とは8回目の結婚記念日を意味する。弾力性のある2人の生活を願ってこう名憑けられたそうだが、もっと何か他に良いネーミングがあるだろう(挨拶

まぁ、正直言って此処までよくぞ保ったと、お互いに思っておる

それは兎も角として、このゴム婚を祝うべく例年のことながら、ちょっと小粋なレストランに逝った。当初、此処で喰おうと目論んでおった店があったのだが、前日になって16日は休みということが判明。政治的陰謀である
すっかり困り果て色々と調べておったら、旧市街のほうに非常に小さなフランス料理の店があることを発見。口コミなどを読むと、カウンター形式で喰うらしい。フルコースなのにそんなので大丈夫なのか。少々不安を覚えながらも、何せ田舎故、レストランのリストもそろそろ枯渇状態であったし、もういいや此処にしちまえ。って勢いで予約した。

19時の予約で店に逝った。ガチで小さい店だ。カウンターに6席。それと小さなテーブル1つに2席のみ。8人入れば満卓である。カウンター越しに厨房が有り、オーナーシェフらしきが陣取っておった。狭い店内を見回しておったら、恐らくオーナーシェフの奥方であろう、キャビンアテンダントのような身なりをした給仕が立っておった。テーブルとカウンターの両方を案内された。勿論カウンターのほうが面白いに決まっておるので、そちらに着席した。本当に小さな洋食屋にでも来たようだった。
メニューを持ってくるように頼んだ。ところがだよ、無いです。とのこと。さらにワインリストを持ってくるように頼んだ。ところがだよ、無いです。とのこと。料理は事前に告げていた予算に合わせて出てくるらしい。そして酒の値段についてはまったく未知数であることが発覚

これはヤヴァイんじゃないか

とも思ったが、店のナリからしても、そんなに篦棒な値段は取らないであろうとほぼ確信。だからといって、安いヤツを。というのもどうかと思い、軽い飲み口ので。と告げた。フルボディに比べたら安いというのが相場と考えての発言である。一体幾らの酒なのだろうかと、ドキドキしつつワインを転がしておったら料理が出てき始めた。

前菜・冷製ブイヤベース(ゼリーで具を固めておった)
サラダ・普通にサラダ
魚・アイナメのムニエルに春キャベツを添えた物
肉・鴨とフランスで群生しておるという謎のキノコのソテー
チーズの盛り合わせ(色んな味を愉しむためのアラカルトっぽいヤツ)
デザート・アーモンドのブラマンジュ

これで正解のはず。シェフの仕事は兎に角丁寧だった。喰うのが勿体ないとはこのことである。どの皿も芸が細やかだった。
十分に堪能し、いざ会計である。レシートに明細がないから定かではないが、推測するに酒は4000円くらいっぽかった。何だドキドキするほどではなかった。口コミ情報の通り、十二分に美味かったが、安心して100%料理が堪能出来るよう、せめてワインリストくらい作って値段は書いといて欲しいと、このオーナーシェフには切に願いたい。
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