【私はあなたであった。あなたは私になるだろう】
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昨年の格安バスツアーの雪辱を晴らしてきた(挨拶
話が見えない諸君のために、腐敗にしては珍しく親切なリンクを貼っておく。
とまぁ昨年、このような屈辱を味わったのである。
さて、諸君も知っての通り、先の3連休前半はマンニィの野郎のせいで、腐敗も諸君と同様、自宅にて悶々とした休日を過ごしておった。ところがマンニィの野郎は予報円の南の端を舐めるようにして、日本列島を通過しおったのである。瀬戸内も酷く荒れた天気だと予想しておったのに何事もなく、日曜日を迎えた。史上最強だのと妙な冠を頂いたおったが、意外とチキンであったな。
口ほどにもない。
日曜の午後にはすっかり天気も回復したが、残された時間が中途半端故、これまた諸君と同様、当初の予定通りの休日を満喫することも叶わなかったのである。従い、日曜日も自宅でジメジメと過ごすしかなかった。とはいえ、このまま3連休を無為に過ごすには余りにも勿体ない。そこへ、相方のしまなみコールである。
どっか連れてけーぇ。しまなみ渡れーぇ。ピギャー!!
旅程と費用を考えると、相当な強行軍になること確実だったが、まぁこの土日はビタ一文も使っておらん故、とりあえずしまなみ海道を渡ることにしたのである。
翌日、ぽりさんを庭に放って、9時前に家を出る。ETCの通勤割引の恩恵に与るためである。しまなみ海道を目指し、一路今治へ。高松からだと伊予西条が丁度100キロ足らずで、先の通勤割引が最大限にその効力を発揮する。無論、相方の実家に逝くときも、必ず利用するセオリー通りの手法である。ところがだよ、諸君。相方とくだらない話に興じておったら、
伊予西条I.Cをスルーしてしもうた。
伊予西条までの通行料金は2550円故、1275円の損失である。旅の初っ端から、凡ミスを飛ばしてもうた。まぁ良いよ、まぁ良い。帰りの通勤割引は必ず逝かすとしよう。そう誓って伊予路をひた走った。
で、メインイベントのしまなみ海道を渡り始めた。最初こそわーわーと五月蠅い相方であったが、途中から忽然と静かになった。
ぐーぐー寝ておった。
何のためのしまなみ海道であろうか。そもそもこれがメインで大枚を叩いて来たのではないか。あのしまなみコールは何だったのか。とはいえ、静かになった分、ドライブそのものを満喫出来るようになった故、是とした。
暫くして、何処ぞのP.Aで休憩をしておったとき、新潟の地震の報を耳にした。相方は何かと知りたがり、車内は大・TV&AM大会と化した。腐敗とて、新潟には知人も居るし、友人も居る。勿論気にはなったが、手の届かないことを気にしても仕方がない。故に暫くしてから連絡を試みることにした。
昼を過ぎて、尾道に上陸した。
このまま、尾道ラーメンを喰らってしまなみ海道をUターンするか、山陽道を通って岡山経由で帰るか、暫く検討した末、何故か呉の大和ミュージアムに逝くことになった。
どうしても、前回の雪辱を晴らしたかったからである。
それから走って痛感したことは、尾道から呉って遠い遠い。尾道I.Cから山陽道を使えば、少しは時短出来たであろうに、尾道I.Cに逝きそびれて、国道2号線をひた走ることになった。ナビは山陽道のI.Cを目指すより、国道2号線を走るほうが早いからそっちに逝けという。山陽道のI.Cに逝ったほうが早い気がして仕方がなかったが、土地勘がない故、ナビに従った。やがて大雨に見舞われた。相方がケータイで天気予報を見ておったら、大雨警報が出ておるという。
警報やで警報。帰ったほうがえんちゃうん。
此処まで来て、帰るのかね。腐の雪辱が晴らせないではないか。
そんなん知らん。
とはいえ、やはり帰るのはあんまりではないか。
うーん。
逝くよ、腐は逝く。君も道連れだ。夫婦故、一蓮托生ではないか。
イヤやー、ゼッタイイヤやー。生命保険と遺族年きーーん。私が受け取る予定なのにぃぃ。
とまあ、そんなくだらないコントを車内でやっておるウチに、呉の市内に到着した。13時半くらいだったと思う。
こうして、前回の格安バスツアーで堪能しきれなかった、大和ミュージアムを存分に味わうことが出来た。
展示物については省略。不親切が旨なので。
こうして17時を過ぎた頃、呉を後にした。
呉を出てから小一時間、ナビに言われるがまま、どう考えても遠回りにしか思えなかったが、何故か広島大学経由で西条I.Cに到着。西条I.Cからだと、通勤割引を最大限に引き出せるのは玉島I.Cらしい。朝の失敗を繰り返してはならぬと、注意しておったにも拘わらず、また相方とくだらない話に興じておったら、玉島I.Cをスルー。

スルーした蒼い号(イメージ図)
今度は、1325円の損失である。締めて2600円も無駄金を叩いてしまい、流石の腐敗も意気消沈した。こうなったら、2600円分のマイルが貯まったと思うしかない。
21時を過ぎた頃、帰宅。さぁ酒呑んで2600円のことは記憶から消すかと思っておった矢先、裏庭でずぶ濡れになったぽりさんが出迎えてくれた。呉で遭遇した滝のような雨は高松でも降ったらしい。ドライヤーとぽりさん用バスタオルと人工セームを総動員して、相方とトリミングをした。
疲れが3倍に増加した。1杯だけ酒を呑んで、腐敗も相方も、
死んだように眠りこけた。
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