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【私はあなたであった。あなたは私になるだろう】
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こないだの続き。

先だって記した大人の事情とは、intel入ってるのMacbookにてMacとWinのデュアルブートを行おうっていう壮大な計画を意味しておった。アップル的にはこれをBoot Campと呼称しておる。間違ってもそっちのBoot Campではない。

DSC02101(変換後)
先日載せておったアレ

まぁこんなのを載せときゃ、分かる諸君には分かるわな。

さて、Win側のフォーマット形式をNTFSにしてMacをブートすると、読み込みは出来ても書き込みは出来ない。だったらFAT32にすりゃイイじゃねえか。と言った声も聞こえてきそうだが、セキュリティーのことを考慮すると残念らしい故、NTFSに拘った。

また、アップルの公式見解に依れば、Windows XPをインストールするためには5GBもあれば充分とのことだが、NTFSだろうとFAT32だろうと、どのみちWinをブートすればMac側を認識すら 出来ぬ故、Win側にもそこそこの容量を与えて、各々独立してファイルを保存させることにした。

てなワケで、500GBのHDDに換装した際、そのうち120GBをNTFSにフォーマットした。

そしていよいよ、Windows XPのインストールに取り掛かった。Macのインストールなら星の数ほどこなしておるが、Windowsのインストールはこれが初めてだったので心細いったらありゃしない。頼りにしたのは、Boot CampのPDFマニュアルだけだった。

で、期待通り事件は起こった

enter

斯様な画面が表示されたので、開始に決まっておろうが。と呟きながらEnterキーを押した。

が、無反応

そうか、数秒待てば良いのか。

しかし、無反応

何かヤヴァそうだから、セットアップの終了を決意。で、F3キーを押すが、

無反応


なんだ、これは

額に脂汗が滲んできた。しかしながら押しも引きも出来ないままでは話にならぬ故、強制的に電源を落とした

数分して再起動させたところ、Macがブートする筈なのに、XPのインストールを続行しようとしておった。これは何とかしてDVDを吐き出させなければ無間地獄直行。だと確信し、またもや強制的に電源を落とし

クリックしたまま再起動

↑MacはこれでCDが強制的に排出される。マカーの諸君におかれては、同様のピンチに陥った際、やってみると良い

先ずは、DVDの排出に成功。DVDの盤面自体に問題が発生する筈も無く、HDD側のトラブルもNTFSの領域だけだろうから、この場面はあまり慌てなかった。そもそもMacのバックアップは万全だったから気持ちの余裕が違った

とはいえ、すっかり振り出しに戻ってしまった。
何故上手く出来ないのか。色々な仮説が脳内を過ぎった。

■仮説1
【Windows XP SP2以降ならインストール可とあるが、手持ちのDVDはSP3適用とある。案外これが拙い】

とはいえ、SP2以降とある。以降と書いてるんだから、SP3も出来る筈じゃねえか。というワケでこれは考えにくい。但し調べておったら、SP3を適用させたくばBoot Campのヴァージョンを上げなくてはならない。といった記述もあったので、仮説2に至った。


■仮説2
【Boot Campが悪さをしておる】

じゃヴァージョンアップと思い、ダウンロードをしたところ、そのファイルは.exeだった。ということは、Macをブートしてもインストールどころか動きすらしないではないか。さらに内容を精査すると、

MacにインストールしたSP2をSP3にヴァージョンアップする際には、Win側からBoot Campをヴァージョンアップしなければならない

ってことらしい。即ち、SP2を入れてこその話であって、頭からSP3をインストールする分には関係無いという結論に至った。もっと言えば、

内容を良く知らない脳無しが、斜め読みして得た知識、即ち、SP3をインストールするにはBoot Campをヴァージョンアップしなければならない。ってことを迷える子羊に伝道し、しかもそれが流布しまくって主流になっちまっておるのである。文章自体は間違い無い。ただ冒頭に、

SP2をインストールしておるMacに、

って文章が憑いておらんのである。
生半可な知識を披露して失敗する何処かの低脳な評論家みたいなエピソード故、賢明な諸君はこれを反面教師にすると良い。


■仮説3
【もう何ひとつ思い浮かびません】


最早これ以上思い当たる節が無かった。なので、今までの仮説を総て捨てイチから調べ直すと、意外と言おうか、屈辱的な方法が浮かんできた。

DSC02108(変換後)
屈辱的な方法

アップル純正のキーボードでは反応しないことがある。というのである。そこで、あんまり使われておらん経理のPCよりキーボードだけ拝借してみた。先ずは、MacをブートしてDELLのキーボードを認識させる。
それから、XPのDVDを入れてインストールを再開。
さらに例の画面にまで達したとき、DELLのキーボードでEnterを押すと、

効いた

そこからはサクサクと進み、数十分でインストールは終了した。インストールだけならこんなにも短時間だというのに、仮説を打ち立てては調べるのに4時間くらい要した。とはいえ、午後の仕事を全部そっちのけにした甲斐が有り、目下は絶好調である。嗚呼、心配だったキーボードの支配権についてはアップル純正が勝利を収めた。正直胸を撫で下ろしておる。

このまま一生、DELLの下僕にならずに済んで良かった良かった
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