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【私はあなたであった。あなたは私になるだろう】
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過日、夜遅くまで仕事に没頭しておった。ようやく終わったのが21時くらいだった。戸締まりを済ませ、蒼い號を駐めておる駐車場に向かっておったときである。

会社より腐敗が借りておる駐車場までは徒歩で3分程度なのだが、途中ショートカットをすれば30秒くらいは時短出来る。但しそのルートは、近道にありがちな細くて夜になれば真っ暗になる道なのである。

とはいえ、金品を持っておる容姿では無く、性的にも残念な容姿故、真っ暗だろうと何だろう襲われる心配は無い

それで、過日もいつものルートを歩いておったら、腐管理人の直ぐ左で、ザザザっと地面を蹴るような音が響いた。正直焦った。そして思った。カネも無く、容姿も残念至極なのに何と物好きな。と。しかし、今の世の中何があってもおかしく無いんだから、もっと気を憑けておれば良かった。とも。

恐ろしいながらも、条件反射で音の方向へ目を遣ると、制服に身を包んだ高校生のカップルがイチャイチャしておっただけだった。
ザザザって音は、♀のほうが慌ててパンツを履いておる際に発した音だった。どうやら、♀も焦ってパンツを履こうとしておったようである。とはいえ、

どうせ、暗がりでよく見えないんだし、スカートはちゃんと履いておったんだから、パンツなぞ気にせず平静を装えば、キスくらいのイチャイチャなんだろうと思われただろうに

愛はあるがカネが無いから、ラブホテルに直行するワケにも逝かず、かといって迸るエネルギーは何とかしたい。故に斯様な所作に及ぶのである。若いって良いね、諸君
腐敗も今でこそ枯れておるが、そんな時代があったものだ。暗闇でパンツをすっかり脱がすような所作には至らなんだがな。だからというワケではないが腐敗としては、カネを持ってない若人ならではの微笑ましい話として是とし、その場を足早に立ち去った。

尚、パンツを履く所作を慌ててやると、ついひとりで着替えるときのように、スカートを思い切って捲ってしまうようである。つまりなんだ、


全部見えた。割と鮮烈な出来事であった
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