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【私はあなたであった。あなたは私になるだろう】
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坂の上の雲ヤヴァイ(挨拶

初回を観た所感は、受信料が集まらなくて困っておるのは嘘だろう。であった。それくらい、カネを掛けておる。寧ろ掛け過ぎ。

カネのことが過ぎって、次に思ったことは、本当にしっかり作られておることである。11月までやっておった愛だの義だの、囃し立てておったドラマと大違いだ。件のドラマは、初回から観ておったが、長澤まさみの役が、真田幸村の妹から姉になった時点から嫌気が差し始めておった。さらに追い打ちを掛けたのが、

御館の乱長すぎ事件

である。こんなしょーもない内乱に何話も費やす値打ちがあるのか。それからもグダグダなストーリー展開で辟易しておったところに、トドメを刺したのが、

首切りショー生中継第45回衆議院選挙生中継

であった。これで1話観なかったのが運の憑き。以来、HDDレコーダーには毎週録画されておるというのに、まったく手を憑けず、坂の上の雲の収録に当たって、とうとう観ず終いで総て消し去ったのである。
辛うじて、最終回の後半を再放送で観たのだが、やっぱり酷かった。だって、2回離婚した徳川家康が、駿府城(だったか)に伊達政宗と兼継を呼び憑けて、秀忠と幕府の逝く末を頼む。って。

外様にそんなこと頼むワケねぇだろ、ウスノロプロデューサーめ

といった具合で、最後の最後まで腹立たしいドラマであった。
このように前作に対し、過大なフラストレーションを抱えておったから、現ドラマの作り込みを観て、一気に溜飲が降りた。末端ながら、映像を生業としておる者として、あんなのを作ってみたいと思える作品である。既に第4話が終わり、次回が今シリーズの最終話となるので、まだ観ておらぬ諸君は観ろ(命令形

嗚呼、そういえば今年の阿部ちゃんは、NHKで呑んでばかりのような気がするのは腐敗だけであろうか。

尚、腐敗が最も感動した場面は、阿部ちゃん演じる好古が、日清戦争に出征するシーンである。見送る松たか子が、生きて戻ってください。と静かに訴える。これはかなりグッときた。演技云々より、まだ、外で生きて帰ってと口に出すのがタブーではなく、精神論だけで戦争をしておらんマトモな日本を描いておったからである。
ただ、森本レオ扮する軍国主義の権化っぽい下士官が、イイ味を出しており、戦争賛美のドラマと誤解されないような演出もされておった。

とはいえ、残念だった箇所がひとつあった。日清戦争のハイライトのひとつである黄海海戦がすっかり端折られておったことである。まぁCGを駆使することになるであろう海戦の類は、予算の都合上、日本海海戦までとっておくつもりであろうな

まぁそれはそうとして、

小村寿太郎シュトレーゼマンが被って仕方ないのだが
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