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【私はあなたであった。あなたは私になるだろう】
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おやつを仕入れにコンビニに逝ったところ、斯様なポスターが貼られておった。


ギレン閣下に感動(挨拶

さて、諸君。ギレン閣下はアジ演説の巧者として親しまれておるが、これは銀河万丈の功績が大である。彼の声色がなければ、彼の演説も魅力といい、迫力といい、半減しておったはずなのだ。かつて、一度だけ銀河万丈と仕事をしたことがあるが、ナレブースを挟んで会話をしておったら、うわっ、ギレン閣下だ。とか思ったものである。ナレ録りが済んで、

すみません、立てよ国民をお願いします

って言いそうになったほどだ。まぁ実際は、実父を焼き殺すような為人には程遠く、寧ろ気さくな為人であった。

ところでアジ演説の巧者と言えば、伍長閣下を忘れるワケにいかぬ。生憎、出典元が手許にないので、ネットでササッと調べた程度の演説を抜粋しておくが、本物は違う
尚、以下の演説(一部)は、オーストリアをドイツに併合した際(1938年)のモノである。伍長閣下のアジっぷりを体感し給え。


我がドイツ民族の同胞諸君!諸君らの感じている感動を私自身もこの5日間、深く身をもって体験してきた。これは我らがドイツ民族に与えられた偉大なる歴史的転換点である。しかし諸君らのみならず、ここで目の当たりにしている体験は全ドイツの民族もまた共有しているものだ。

ウィーンの200万市民だけではない、帝国中の6500万の民族が共に経験しているのだ!

私はこの歴史的転換に深く感動している。我らの胸にはひとつの誓いがある。その誓いとはこうだ、「たとえ何が来ようとも、我がドイツ帝国は今日のように揺ぎ無く、永久に不滅であるだろう!」


多分、この前後に長々と演説原稿は連なっておったのであろう。何しろ伍長閣下の演説は、本気になると、5、6時間ぶっ通しだったからである。黒柳徹子も尻尾を巻いて逃げて逝くくらい、喋る体力もスキルも長けておったのだ。

やはり本物である

聴くほうは、さぞ迷惑だったに違いないと思いがちだが(そんなヤツも当然居ただろうが)、耳を傾ける人は多かった。当時のドイツ国民は、兎に角、伍長閣下の話を聴きたがっておった。ナチスが政権と獲る以前は、伍長閣下の理想に聴き入り、政権を獲った後には、あっという間にドイツの景気を浮揚させた伍長閣下の力量に、ドイツの将来を賭けて聴き入っておったのだ。結果は惨憺たるモノだったが

アジ演説に聴き入って支持するのも良いが、何事もほどほどにってことである。
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» 演説。
三島由紀夫の自衛隊に呼びかけた演説を聞いてみたいですね。

別に支持者では無いですよ、念のため(笑
狐豊 URL 2007/03/09(Fri)08:46:01 編集
» レス
安田講堂で叫んだアレですか。ちょっとググれば聞けるかもしれません。mp3とかで(無断で)公開されている可能性があります。因みに伍長閣下も出てきました・腐

まあ三島のは、ちょっとアジ演説とは違う気がしますが。アジ演説の大前提は、喋る本人はいたって冷静沈着であることです。
その点、三島はあの後、自殺を遂げるので、本人も熱くなっていたかなと。腐的にアジ演説と思わないのはその辺があります。

>念のため(笑

分かっていますよ(笑)。
管理人 2007/03/09(Fri)19:04:54 編集
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