【私はあなたであった。あなたは私になるだろう】
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備忘録代わり故、無理に読まなくて良い。寧ろ読むな、小難しいから(挨拶
10月の末のことである。QuickTimieのヴァージョンを6.5.2から、最新鋭の7.3へとアップデートした。実はFCPのヴァージョンとの兼ね合いがあって、長らく躊躇しておったのをどうしてもやりたいことがあるってことで踏み切った。それから数日間、恐る恐るFCPを使い続けたが、どうも問題はなさそうだった。
それで、すっかり油断しておったところで悲劇が起こる。
過日、ピアノ発表会の編集をしておった。腐敗の仕事の中で最も予算が残念な類である。夕方、テープから各曲をキャプチャーするために、イン点とアウト点を入力してから飯に逝った。2時間強経って会社に戻った。するとどうだ。
11曲目でドロップアウトしておるではないか。
全部で27曲もあるというのに面倒なことをしやがる。とはいえ、稀にドロップアウトすることもあるので、恐らくそのテのエラーであろうと思い、再度キャプチャーを試みた。ところがどうだ。またもドロップアウトしやがる。再々度トライしてもダメだった。しかもどうやらドロップアウトする箇所は同じらしい。
これはテープに問題があるようだ。
と思い込み、ジョグシャトルで1フレームずつ送ってみた。だが、何度見返してもテープには、キズひとつ入っておらぬ。仕方なく、ドロップアウトする数秒前から曲の最後までキャプチャーしてみたところ、ドロップアウトすることなく成功したので、拙い箇所はGIGA腐敗號上で繋ぐことにした。これでクリアできたと思っておった。ところがだ。今度は17曲目でドロップアウトしやがるのである。
何かの嫌がらせか、将又、例によって例の如く、政治的陰謀か。
数度トライしたが、どうしてもダメだった。それで考えた。恐らく先程のように、ニコイチ作戦を採るならばキャプチャーそのものは上手く逝くだろう。ただ、今後のことも鑑みると、抜本的な解決にならないではないか。仕事を中断して、原因の究明に全力を注ぐことにした。
どうせ安い仕事で、客も気を遣って、納品は何時でも良いですって言っていたしな。
それで、先の11曲目と17曲目の共通点を調べてみた。色々と見比べたところ、どうやら共にキャプチャー開始後5分くらいで、ドロップアウトするようだ。また、テープがクロという疑惑を払拭するために、違うテープを使ったところ、やっぱり5分程度でドロップアウトすることが判明。こうして、テープがクロ説はなくなった。
じゃ、原因は何だ?
さらに考えを巡らせる。今度はFCPがぶっ壊れておる説を提唱し、直せるところを片っ端から直してみた。具体的には初期設定を捨てたり、VTRとの接続設定を見直したりである。こうして数十分に渡る努力を重ねてきたというのに、GIGA腐敗號はご主人を嘲笑うかのように、ドロップアウトを連発しやがるのだ。
FCPの再インストールを敢行しても、一向に改善しやがらなかった。
じゃ、原因は何だ?
さらに考えを巡らせる。今度はOSがぶっ壊れておる説を提唱し、ディスクユーティリティーをかけてみた。そしたらよ、中度の障害が発生しています。とか言いやがるのである。しかも中度のクセしやがって、修復が出来ねえ。
セーフモードで修復を試みてもダメなのである。HDDそのものがぶっ壊れておるのか? マトモにキャプチャー出来ねえと、あれこれと弄っておったらとんでもない障壁にぶち当たったらしい。FCPのエラーに関わらず、
こうなった以上、HDDを初期化するしかない。
それで尚且つ、障害が直らないようならHDDを換装だ。とはいえ、どっちにしてもバックアップをしなくてはならぬ。こうして、大・バックアップ大会が催された。何しろ、100GB以上のデータを救出しなくてはならない。また1つずつのファイルはやたら小さいのが多いため、コピーに時間が掛かる。しかも悪いことにそんな大量のデータを吸収できるHDDがなかった。やむを得ず、また今後のことも考えて、500BGのHDDを仕入れた。腐敗はこれをネーミングセンスの悪さを承知で【箱舟作戦】と命名し、地道且つ大規模にデータの救出を実施した。これに数時間を要した。総てのデータを救出した後、断腸の思いで起動ディスクを初期化。
悔しさを痛感しながら、あることに気憑いた。
ひょっとして、原因は過日アップデートしたQuickTimeじゃなかろうか。
なんか急にそんな気がしてきて、OSをインストールし終わって、FCPのみインストールし、且つQuickTime6.5.2をインストールしてみた。すると、マトモに動くじゃねえか。とはいえ、HDDの初期化とQuickTimeの対策を同時に行ったため、どっちがクロなのか、イマイチ確証が得られなかった。また、QuickTimeを6.5.2で止めるということは、もっと進化したOSをインストール出来ないことを意味する。
Mac OSにとって、QuickTimeは単なる動画のプレイヤーではない。OSの動作そのものも司る重要な基幹ソフトなのだ。即ち新しいOSは新しいQuickTimeがなければ動作しない。
でもって、新しいOSをインストール出来ないということは、ハードウエアの追加にも支障をきたすのである。
近々、HDDを増設するためのハードウエアを追加しようとしておった。それは新しいOSにて動作が保証されておった。なのにこれでは、GIGA腐敗號の拡張計画が根本から崩れ去るではないか。非常に拙い。
否、待てよ。
現在のOSと最新のQuickTimeとの相性が悪いのではなかろうか。兎に角、OSを最新にすれば、もしかしたらもしかしてマトモに動くかもしれぬ。そんな一縷の希望を胸に、会社の経費の無駄使いを承知で、最新のOS10.5を買ってきた。早速、現在のOS10.3からアップデートをしてみた。そして起動。
をを、これが噂のLeopardなのか。すんげえ先進的だ。などと感動。こうして、GIGA腐敗號は、GIGA【Leopard】腐敗號として生まれ変わったのである。
ただ、その命は余りに儚かった。
FCPを起動し、キャプチャーを試みるも、やっぱり5分経ったらドロップアウトしやがったからである。これでは使い物にならぬ。
此処まで数日かけて、あれこれやってみたが、結論は【元に戻すのが一番良い】だった。
名残惜しむかのように、少しだけLeopardの先進性を体感して、再びHDDを初期化し、古いOSに戻したのだった。とはいえ、HDDがぶっ壊れかけておったのを発見し、未然に対策出来たので、それはそれで良かったと思っておる。
【教訓】OSとFCPとQuickTimeは三位一体であること。同じ時代、同じ世代のヴァージョンに合わせること。
10月の末のことである。QuickTimieのヴァージョンを6.5.2から、最新鋭の7.3へとアップデートした。実はFCPのヴァージョンとの兼ね合いがあって、長らく躊躇しておったのをどうしてもやりたいことがあるってことで踏み切った。それから数日間、恐る恐るFCPを使い続けたが、どうも問題はなさそうだった。
それで、すっかり油断しておったところで悲劇が起こる。
過日、ピアノ発表会の編集をしておった。腐敗の仕事の中で最も予算が残念な類である。夕方、テープから各曲をキャプチャーするために、イン点とアウト点を入力してから飯に逝った。2時間強経って会社に戻った。するとどうだ。
11曲目でドロップアウトしておるではないか。
全部で27曲もあるというのに面倒なことをしやがる。とはいえ、稀にドロップアウトすることもあるので、恐らくそのテのエラーであろうと思い、再度キャプチャーを試みた。ところがどうだ。またもドロップアウトしやがる。再々度トライしてもダメだった。しかもどうやらドロップアウトする箇所は同じらしい。
これはテープに問題があるようだ。
と思い込み、ジョグシャトルで1フレームずつ送ってみた。だが、何度見返してもテープには、キズひとつ入っておらぬ。仕方なく、ドロップアウトする数秒前から曲の最後までキャプチャーしてみたところ、ドロップアウトすることなく成功したので、拙い箇所はGIGA腐敗號上で繋ぐことにした。これでクリアできたと思っておった。ところがだ。今度は17曲目でドロップアウトしやがるのである。
何かの嫌がらせか、将又、例によって例の如く、政治的陰謀か。
数度トライしたが、どうしてもダメだった。それで考えた。恐らく先程のように、ニコイチ作戦を採るならばキャプチャーそのものは上手く逝くだろう。ただ、今後のことも鑑みると、抜本的な解決にならないではないか。仕事を中断して、原因の究明に全力を注ぐことにした。
どうせ安い仕事で、客も気を遣って、納品は何時でも良いですって言っていたしな。
それで、先の11曲目と17曲目の共通点を調べてみた。色々と見比べたところ、どうやら共にキャプチャー開始後5分くらいで、ドロップアウトするようだ。また、テープがクロという疑惑を払拭するために、違うテープを使ったところ、やっぱり5分程度でドロップアウトすることが判明。こうして、テープがクロ説はなくなった。
じゃ、原因は何だ?
さらに考えを巡らせる。今度はFCPがぶっ壊れておる説を提唱し、直せるところを片っ端から直してみた。具体的には初期設定を捨てたり、VTRとの接続設定を見直したりである。こうして数十分に渡る努力を重ねてきたというのに、GIGA腐敗號はご主人を嘲笑うかのように、ドロップアウトを連発しやがるのだ。
FCPの再インストールを敢行しても、一向に改善しやがらなかった。
じゃ、原因は何だ?
さらに考えを巡らせる。今度はOSがぶっ壊れておる説を提唱し、ディスクユーティリティーをかけてみた。そしたらよ、中度の障害が発生しています。とか言いやがるのである。しかも中度のクセしやがって、修復が出来ねえ。
セーフモードで修復を試みてもダメなのである。HDDそのものがぶっ壊れておるのか? マトモにキャプチャー出来ねえと、あれこれと弄っておったらとんでもない障壁にぶち当たったらしい。FCPのエラーに関わらず、
こうなった以上、HDDを初期化するしかない。
それで尚且つ、障害が直らないようならHDDを換装だ。とはいえ、どっちにしてもバックアップをしなくてはならぬ。こうして、大・バックアップ大会が催された。何しろ、100GB以上のデータを救出しなくてはならない。また1つずつのファイルはやたら小さいのが多いため、コピーに時間が掛かる。しかも悪いことにそんな大量のデータを吸収できるHDDがなかった。やむを得ず、また今後のことも考えて、500BGのHDDを仕入れた。腐敗はこれをネーミングセンスの悪さを承知で【箱舟作戦】と命名し、地道且つ大規模にデータの救出を実施した。これに数時間を要した。総てのデータを救出した後、断腸の思いで起動ディスクを初期化。
悔しさを痛感しながら、あることに気憑いた。
ひょっとして、原因は過日アップデートしたQuickTimeじゃなかろうか。
なんか急にそんな気がしてきて、OSをインストールし終わって、FCPのみインストールし、且つQuickTime6.5.2をインストールしてみた。すると、マトモに動くじゃねえか。とはいえ、HDDの初期化とQuickTimeの対策を同時に行ったため、どっちがクロなのか、イマイチ確証が得られなかった。また、QuickTimeを6.5.2で止めるということは、もっと進化したOSをインストール出来ないことを意味する。
Mac OSにとって、QuickTimeは単なる動画のプレイヤーではない。OSの動作そのものも司る重要な基幹ソフトなのだ。即ち新しいOSは新しいQuickTimeがなければ動作しない。
でもって、新しいOSをインストール出来ないということは、ハードウエアの追加にも支障をきたすのである。
近々、HDDを増設するためのハードウエアを追加しようとしておった。それは新しいOSにて動作が保証されておった。なのにこれでは、GIGA腐敗號の拡張計画が根本から崩れ去るではないか。非常に拙い。
否、待てよ。
現在のOSと最新のQuickTimeとの相性が悪いのではなかろうか。兎に角、OSを最新にすれば、もしかしたらもしかしてマトモに動くかもしれぬ。そんな一縷の希望を胸に、会社の経費の無駄使いを承知で、最新のOS10.5を買ってきた。早速、現在のOS10.3からアップデートをしてみた。そして起動。
をを、これが噂のLeopardなのか。すんげえ先進的だ。などと感動。こうして、GIGA腐敗號は、GIGA【Leopard】腐敗號として生まれ変わったのである。
ただ、その命は余りに儚かった。
FCPを起動し、キャプチャーを試みるも、やっぱり5分経ったらドロップアウトしやがったからである。これでは使い物にならぬ。
此処まで数日かけて、あれこれやってみたが、結論は【元に戻すのが一番良い】だった。
名残惜しむかのように、少しだけLeopardの先進性を体感して、再びHDDを初期化し、古いOSに戻したのだった。とはいえ、HDDがぶっ壊れかけておったのを発見し、未然に対策出来たので、それはそれで良かったと思っておる。
【教訓】OSとFCPとQuickTimeは三位一体であること。同じ時代、同じ世代のヴァージョンに合わせること。
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