うどん帝国

香川県はうどん王国というが、腐敗に言わしてみりゃうどん帝国だ（挨拶

何故ならば、県内に於いてうどん以外の麺文化は最早壊滅的であると言って良い。高松駅周辺で再開発された一等地にラーメン横町が出来、人々は高らかに【ラーメンコミューン（仮称）】の誕生を祝ったものの、今や風前の灯火だし、【蕎麦幕府（仮称）】も価格帯による士農工商があり、閉塞感が蔓延。高い店は高くて不味く、安い店は安くて不味い。つまりどっちにしても残念。唯一【共和政パスタ（仮称）】のみヤング（死語）に支持されて、生き長らえておるものの、共和政を採る故、英雄が不在。タマに流行った店はすぐに胡座をかいて、味が落ちて残念ってパターンが多い。無論うどん帝国だって先の共和政パスタのような現象もあるが、何しろ数がモノを言っておるので、少々潰れたところで隆盛ぶりに陰りは見えないのだ。しかも帝国を支える県内外の支持者は圧倒的に多く、特に県外の支持者が、よりによって香川県でうどん以外の麺を喰うはずがないから、ますます帝国は潤うのである。

以上がうどん帝国を取り巻く状況。

うどん帝国に栄光あれ。

要するに日曜日、片道50キロクルマを走らせて、うどんを喰いに逝ったことを言いたかったのである。