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【私はあなたであった。あなたは私になるだろう】
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だいわではない。やまとである(挨拶

ご存じの諸君も居るであろうが、呉に大和ミュージアムなるモノができてな。こりゃあ一度は足を運んでおかんと、ここが閉館した後になって後悔しそうな予感がしたので、先週の土曜(14日)に、相方と出掛けておった。

但し、日帰りバスツアーで


ほら、このテのって♂しか興味がないことではないかね。女子で

大和の46センチ砲より、ミズーリの40センチ砲の方が飛距離があるんだって。砲身の長さで口径の不利を補っているんだよ♪

とか会話をされてみろ。身の毛も弥立つだろ。
とまぁそんなワケで、豪華昼食バイキングの憑いているバスツアーを使うことになった。大和と昼食バイキングで性別を問わず、心を鷲掴みにするのか。

なかなかやりよるな、穴Bトラベル

さて、朝早くに出発をして呉に逝く前に、尾道に立ち寄った。この映画のロケセットを見学するためである。大和の実物大模型だそうだ。腐敗が見る限り、少々小さい気もするが、まぁよい
何せほぼ実物大なので、造船所のドックをひとつ潰してセットを組んだらしい。
で、どんなモノかとワクワクしながら階段を登ると、



なんだこれは。いきなり興醒めである
さらに回り込んで撮影。




あれ、何かが足りない。よーく考えると、ブリッジ(艦橋)が無いではないか。ますます興が醒めた




さらに甲板上を歩いて逝く。今度は第1主砲が無い。後ろに何となく見えるのは第2主砲である。




これが第2主砲。やっとらしくなってきた
これこそ彼の46センチ砲である。これが艦首に2つ、艦尾に1つ備えられていた。1つの重さは2700トン(だっけ?)。そこいらをウロウロしておるカーフェリーなんぞより重い。重さの主因は自身の装甲の厚さにある。40センチくらいの鉄板に覆われていた駆動源は意外にも水圧。油圧ではなかった。射程距離は40キロ。因みに地球が丸い関係上、40キロ以上の射程距離にしても相手が水平線に隠れるので、あんまり意味が無い。電探(レーダー)を使えば話は変わるかもな。




機銃である。詳細は失念したが、末期の大和には至るところに機銃を装備していた。雷撃機(魚雷を積んだ小型機)に対抗するためである。主砲よりこっちが大事になってくる事自体が、大和の哀れさを物語る。

大和ほどの戦艦になると、撃沈の仕方にセオリーがあった。

●爆撃機(爆弾を1つだけ載せた小型機)が、先述の機銃を破壊する。真上から急降下爆撃をすれば、機銃の反撃を避けやすかったらしい。

●機銃を破壊したら、堀を埋めた城も同然である。ここから雷撃機の出番。但し狙うのは、船の右か左、どちらかのみ。彼のタイタニックから採用された、注水バラストシステムを動作させないためである。大和の場合、艦内の区画を細かく区切り、魚雷を受けても、そこで防水するようになっていた。で、バランスが崩れた分、反対側にも同量の浸水をさせてバランスを保つようにするのだ。しかし、これも限界がある。左右どちらかだけに魚雷を集中すれば、いつかはひっくり返った。

だが、受けた魚雷の本数は半端ではない。姉妹艦の武蔵なんぞ、20本以上の魚雷を受けてなお、沈まなかった。




これがセットの終点。3分の2くらい作って、あとはCG処理のようである。これがハリウッドなら、艦橋まで再現して全体を作るんだろうな




これが終点付近の拡大である。タダの張りぼてだこれもハリウッドなら艦内まで再現するんだろうな。ある程度は。


なんか大和のロケセットの話に終始してしまった。
続きは明日、書き進めるとしよう。腹が減ったので帰宅する

では諸君、ごきげんよう。
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