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【私はあなたであった。あなたは私になるだろう】
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何処まで記したっけ(挨拶

PAL化を敢行することになったものの、腐敗にはPAL化のノウハウがなかった。イチから色々、実験と試行錯誤の繰り返しである。勿論取説はある。あるのだが、腐敗は斜め見程度しかしない。失敗を重ねて、体に染み憑かせるのが、実は近道だからだ。しかも次回は二度と失敗しない。頭は忘れていても、手が覚えてやがるのだ。
それで、各種アプリを用いて、変換の実験を繰り返した結果、高級なアプリより、フリーウェアのアプリのほうが高画質な上、使い勝手も良いことが判明した。

何やってるんだ、アップルコンピュータは

さて、パソコンのモニターはRGBで出力されておる。故にNTSCだろうとPALだろうと問題なく視聴が出来る。なので、この苦労の末完成したPALの映像が、本当にPALになっているかどうか、実際にブラウン管へ映し出す必要があるのだ。尚、現状の接続はこう。

GIGA腐敗號(アプリはNTSCモード
 ↓
DVCAM VTR(NTSCモード
 ↓
NTSCテレビモニター

これをPALに対応させるべく、DVCAM VTRをPALモードに切り換える。また、当然PALのテレビモニターに置き換える。即ち、

GIGA腐敗號(アプリはPALモード
 ↓
DVCAM VTR(PALモード)
 ↓
PALテレビモニター

とする。で、GIGA腐敗號で再生をした結果、PALのテレビに映ってるよ。こうして実験は大成功で終結したのである。そして再び、総ての機材をNTSCモードに切り換えた。切り換え後、GIGA腐敗號上で、NTSCの映像を再生して、不具合がないことを確認したのは勿論だ。

こうして、10日ほどが過ぎた

まったく別件の制作物をマスターテープへ、ダウンロード(録画)することになった。当然NTSCの其れである。予めマスターテープに記録した、タイムコードも問題なさそうだった。
嗚呼、タイムコードとはテープの端に記録される時間のことである。このタイムコードはテープ(映像)の位置管理に非常に重要な役目を果たす。使い道は色々あるが、此処では編集の開始時間を探るために使う。要するに、これからテープに記録するけど、このテープに記録している12時43分12秒から記録してね☆って、GIGA腐敗號が命令を出すと、VTRはその時間を探し出し、寸分の狂いもなくその時間からテープへと記録するのだ。

編集をする者にとって命の次に大切なのが、タイムコードの管理なのである

で、腐敗はいつものように、これからテープに記録するけど、このテープに記録している00時59分58秒から記録してね☆って、GIGA腐敗號に命令を出させた。ところが、VTRがおかしい挙動をしやがる。
折角記録しておったタイムコードを無視して、しかも00時00分00秒って勝手にタイムコードを生成して記録をしようとする。

で、数秒もせずして勝手に記録を止めるやがる

何度トライしてもどうもおかしい。タイムコードを再度記録してもダメ。テープを交換してもダメ。VTRやアプリの初期設定を弄ってもダメ。何をやってもダメなのである。こうしてひとつの結論が導かれた。

原因は過日のPAL実験しかない

ということで、再度NTSCの設定をやり直したものの、やっぱりダメだった。仕方なく取説を紐解く。スイッチの解説の欄を見ておったら、自爆(リセット)スイッチの存在に気憑いた。取説はこうあった。

何をやってもダメなら、これ(自爆スイッチ)をシャーペンの先っぽみたいなので押しな。但し総ての設定は、工場出荷の状態に戻る。よーく考えてから押せ

さんざんカスタマイズしておるこのVTRを自爆(リセット)するには、かなり躊躇いがあった。とはいえ、これ以外に方法はなさそうだった。しかもマスターテープを納品する時間は刻々と迫っておった。ええい、ままよ

ポチ

押してしまった。遂に押してしまった。これでダメだったら、どうしてくれようか。色々考えながら、Recボタンをクリックした。VTRはタイムコードを認識。

指定の時間から記録が開始された

おおぉ。思わず唸った。そうか、自爆スイッチだったのか
事務所に陽光が差し込んできた。納品にも間に合い、腐敗は胸を撫で下ろしたのだった。何もかもが解決した。オールリセットされたVTRを残して


【教訓】それでも何かあったら自爆スイッチ
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腐敗は、マカーである。そして当然のことながら、Final Cut Pro(以下FCP)で編集をしておる。最早ハイビジョン化も目前だが、今のところはDVCAMをメインとしておる。
で、腐敗が使用しておるDVCAM のVTRは、小さくて安いヤツだが、意外なまでに使い勝手が良い。パソコンとの相性が抜群な上、カスタマイズにも優れておる。マニアックな腐敗は、このカスタマイズ機能をフルに活用して、

男前なくらいに弄くり倒しておった

さて、先日のことである。腐敗が、去年の秋よりゲルマン人に取り憑かれておるのは、割と周知の事実だが、彼のゲルマン人どもが、お宅のテレビで見てみたいとかと言いやがるで、ゲルマンの地域でも視聴出来るようにすべく、変換が必要になった。


現在、世界にはテレビ方式が3通りある。NTSCPAL、そしてSECAMだ。日本では、NTSCを採用しておる。現在、アナログ放送と言われておるのは、このNTSC 方式のことである。
そもそも、NTSCは世界初のテレビ方式で、アメリカにて開発された。日本がNTSCを採用したのは、占領されて以来の名残であろう。当然当初はモノクロだったが、やがて色信号を腐加して現在に至っておる。ところが、色信号を腐加したNTSCは、やや強引に色信号を腐加した感があり、簡単に言えば、油断をすると色が徐々にずれてくる。勿論不完全ながら、これを補正する信号も腐加している。
アメリカが何故、こんな不完全なフニャ○ン野郎を採用したかといえば、それまで普及させてきたモノクロテレビでも、視聴出来るようにする為である。現在の日本のように現在の方式と互換性を考慮しないのとは、考えが正反対だ。尤もどちらが良いってことではない。時代の所作と思う

このフ○ャチン野郎を真っ向から否定したのが、ドイツで開発されたPAL方式である。PALとは、Phase Alternation by Laneの頭文字を取っておる。まんま位相を走査線毎に反転って意味である。詳細は割愛するが、要するに色補正をしながら送出が出来るってことだ。

まぁアメリカに敵愾心を抱きがちな、ヨーロッパらしい開発劇であるな

因みにPALは西ヨーロッパの大半と、中国などが採用しておる。このPALとNTSCが世界を二分しておる。
そして、残るSECAMはフランスで開発された方式らしい

まぁドイツに敵愾心を抱きがちな、フランスらしい開発劇であるな

このSECAMは目下フランスと、アフリカなどで採用されておる。が、視聴人口が少ないので追いやられつつある。お膝元のフランスでもEU加盟のせいで、PALが浸食しておるとか。定かではない情報


つまり、ゲルマンの野郎どもは、腐敗が丹誠込めて編集したソフトをそのままでは、視聴することが叶わないのだ。そこで、このソフトのPAL化である。


腹が減ったので、明日に続く】
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