【私はあなたであった。あなたは私になるだろう】
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
エビちゃんは好きでもエビは苦手(挨拶兼キーワード
先月、S○NY(伏せ字になっていないっぽい)から、ハイビジョン機器展示会の招待を受け、昨日は梅田に逝っておった。
ハイビジョンといえば諸君、巷ではブルーレイだのHD-DVDだのと、規格争いが盛んであるが、放送・業務用機器はそれを遥かに凌駕する熾烈な規格争いがなされておる。で、何が始末に悪いって、他社間との規格争いならば、まぁ理解出来るが、同じメーカー内で幾つも規格を策定し、それらをユーザーに向かって、どうよ、これ。ってプレゼンしやがるのである。
無論、各々の規格にはご予算と画質に応じたヒエラルキーがあり、買う側はそれらを天秤に掛け、どれにするか決めれば良い。ところが、発売後、あまりに売れない規格だったりすると、途中で放棄されてしまう。即ち、それってマイナーな規格になるので、社内外を含む周囲の規格に合わせるのが実に難しくなるし、メジャーな規格へと変換するのに余計なコストが生じる。丁度、VHSに敗れたベータのような扱いを受けるのだ。さらに、いくら安価な規格とはいえ、それなりの金額なので、うっかりマイナーになってしまう規格を掴んでしまえば(ババを引いてしまえば)、その損失は計り知れない。
つまり、規格の選定は社運を賭けた一大ビッグイベントなのである。
勿論、腐敗は、現在の会社も上司も後輩も忌み嫌っておるが、だからといって会社が潰れてしまえば、相方共々路頭を彷徨うことになる故、新しい規格の選定には慎重になっておる。
丁度10年前にも、アナログからデジタルに切り替わる過渡期があり、規格の選定には散々悩んだ挙げ句、結局値段の安さに釣られて、現在の規格に絞った経緯がある。実は大して高画質ではないのだが、家庭用のデジタルビデオカメラとの親和性が高く、非常に扱いやすい規格であった故、一気に広まり、業界での地位を確立するようになった。値段に釣られたとはいえ、結果オーライであった。つまり、気の利かない上司が
過去の成功体験を思い出し、今度も結局値段で決めてしまいそうな予感(悪寒)もする。
とはいえ、そんな安易に決められてもアレなので、目下ハイビジョンの規格を求め、彷徨っておる。だが、まだまだ過渡期のようで、総ての規格が出揃った感がない。S○NYの開発や営業陣と会話しての結論は、暫くは様子見。来年早々に、魅力的な機材が揃うとのことなので、それらに期待するとしよう。
尚、腐敗は規格選定委員長(仮)に専任された模様である。
【閑話休題】
出張の前日、豪気な腐日記を認めたところ、同日の深夜になって、さる大物から、逝ったるわ、有難いと思え。といった主旨のメールが舞い込んできた。丁度先週、予告無しで四国工場までやって来た彼の御仁だ。
それで、16時に再会の約束を交わしたものの、腐敗が上記の展示会でうっかりエキサイトして、S○NYの開発陣を質問攻めしておった故、30分遅刻。いつも柔和な御仁であるが、般若になっておっては大変だと、全力疾走して、待ち合わせ場所に到着。幸いにも般若にはなっておらなんだ。
内心は兎も角。
それから、ヨドバシカメラなどを徘徊し、腹が減ってきたので、彼の御仁お勧めのお好み焼き屋へと向かった。
腐敗が、うどんを喰らうに当たり、何かと流儀があるように、彼の御仁にも拘りや流儀があるとのことで、大人しく従うことに。遅刻のペナルティーが枷になっておった。
では、お好み焼き先生直伝、黄金の法則を紹介したい。先ず、お好み焼きと焼きそば2種を注文。同時に注文することで、お好み焼きが焼き上がるまでに、焼きそばがやって来て、それらを突いておる間に、お好み焼きが出来上がるって寸法。こうすることで、絶えず何かを口に出来るそうである。実際に注文したところ、なるほど、確かにそうだった。
何にしても、本場で喰うのは良い。毎度のことながら、軽くカルチャーショックを覚える。とはいえ、まさか喰い慣れたお好み焼きで、そのテのショックが訪れるとは思わなんだ。
お好み焼き先生に依ると、大阪以外のお好み焼きは繋ぎ粉多すぎとのことである。鉄板にお好み焼きの具を広げた際、繋ぎ粉がダラーっと流れ出るのが許せないらしい。では、本場じゃどうかといえば、繋ぎ粉は殆ど無い。具を繋ぐ役目を担っておるのは、寧ろ卵である。そうやって、繋ぎ粉を最低限度にすることで、キャベツ本来の甘味が存分に味わえるという。要するに、腐敗が思うお好み焼きより、広島風に近いような感もある。以下、焼けるまで。

繋ぎ粉がないので、キャベツが目立つ。尚、写真では分かりにくいが、かなりこんもりと盛り上げておる。何故か円墳を連想。

良い匂いがしてきたところで、鰹節を投入。

そうこうしておるウチに、ソース焼きそばがやって来た。

さらに焼きそばが、もう一品(中央)。塩焼きそばにネギとマヨネーズをタップリふりかけておる。腐敗的に大ヒット。旨いよこれ。

そして、お好み焼き完成。先生の拘りで、さらに鰹節をトッピング。流石先生、店員への態度も堂々たるものだった。
で、愉快な話に興じながら、喰っておったワケだが、先生は何故か腐敗に具材にあるエビをこちらに、放り投げておった。当初、腐敗への親切かと思いきや、エビが苦手とのこと。先生、好き嫌いは良くないよ、良くない。
それから全部喰ったものの、もうちょっと喰えそうだったので、さらに塩焼きそばも喰らった。こうして先生と腐敗は、腹も心も満たしたのである。
先生、どうも有難うございました。今度は他の面々も招いて盛大に開催いたしましょう。
尚、腐敗の姿をひとめ見たいとかいう物好きな諸君は、お好み焼き先生のブログを参考のこと。
先月、S○NY(伏せ字になっていないっぽい)から、ハイビジョン機器展示会の招待を受け、昨日は梅田に逝っておった。
ハイビジョンといえば諸君、巷ではブルーレイだのHD-DVDだのと、規格争いが盛んであるが、放送・業務用機器はそれを遥かに凌駕する熾烈な規格争いがなされておる。で、何が始末に悪いって、他社間との規格争いならば、まぁ理解出来るが、同じメーカー内で幾つも規格を策定し、それらをユーザーに向かって、どうよ、これ。ってプレゼンしやがるのである。
無論、各々の規格にはご予算と画質に応じたヒエラルキーがあり、買う側はそれらを天秤に掛け、どれにするか決めれば良い。ところが、発売後、あまりに売れない規格だったりすると、途中で放棄されてしまう。即ち、それってマイナーな規格になるので、社内外を含む周囲の規格に合わせるのが実に難しくなるし、メジャーな規格へと変換するのに余計なコストが生じる。丁度、VHSに敗れたベータのような扱いを受けるのだ。さらに、いくら安価な規格とはいえ、それなりの金額なので、うっかりマイナーになってしまう規格を掴んでしまえば(ババを引いてしまえば)、その損失は計り知れない。
つまり、規格の選定は社運を賭けた一大ビッグイベントなのである。
勿論、腐敗は、現在の会社も上司も後輩も忌み嫌っておるが、だからといって会社が潰れてしまえば、相方共々路頭を彷徨うことになる故、新しい規格の選定には慎重になっておる。
丁度10年前にも、アナログからデジタルに切り替わる過渡期があり、規格の選定には散々悩んだ挙げ句、結局値段の安さに釣られて、現在の規格に絞った経緯がある。実は大して高画質ではないのだが、家庭用のデジタルビデオカメラとの親和性が高く、非常に扱いやすい規格であった故、一気に広まり、業界での地位を確立するようになった。値段に釣られたとはいえ、結果オーライであった。つまり、気の利かない上司が
過去の成功体験を思い出し、今度も結局値段で決めてしまいそうな予感(悪寒)もする。
とはいえ、そんな安易に決められてもアレなので、目下ハイビジョンの規格を求め、彷徨っておる。だが、まだまだ過渡期のようで、総ての規格が出揃った感がない。S○NYの開発や営業陣と会話しての結論は、暫くは様子見。来年早々に、魅力的な機材が揃うとのことなので、それらに期待するとしよう。
尚、腐敗は規格選定委員長(仮)に専任された模様である。
【閑話休題】
出張の前日、豪気な腐日記を認めたところ、同日の深夜になって、さる大物から、逝ったるわ、有難いと思え。といった主旨のメールが舞い込んできた。丁度先週、予告無しで四国工場までやって来た彼の御仁だ。
それで、16時に再会の約束を交わしたものの、腐敗が上記の展示会でうっかりエキサイトして、S○NYの開発陣を質問攻めしておった故、30分遅刻。いつも柔和な御仁であるが、般若になっておっては大変だと、全力疾走して、待ち合わせ場所に到着。幸いにも般若にはなっておらなんだ。
内心は兎も角。
それから、ヨドバシカメラなどを徘徊し、腹が減ってきたので、彼の御仁お勧めのお好み焼き屋へと向かった。
腐敗が、うどんを喰らうに当たり、何かと流儀があるように、彼の御仁にも拘りや流儀があるとのことで、大人しく従うことに。遅刻のペナルティーが枷になっておった。
では、お好み焼き先生直伝、黄金の法則を紹介したい。先ず、お好み焼きと焼きそば2種を注文。同時に注文することで、お好み焼きが焼き上がるまでに、焼きそばがやって来て、それらを突いておる間に、お好み焼きが出来上がるって寸法。こうすることで、絶えず何かを口に出来るそうである。実際に注文したところ、なるほど、確かにそうだった。
何にしても、本場で喰うのは良い。毎度のことながら、軽くカルチャーショックを覚える。とはいえ、まさか喰い慣れたお好み焼きで、そのテのショックが訪れるとは思わなんだ。
お好み焼き先生に依ると、大阪以外のお好み焼きは繋ぎ粉多すぎとのことである。鉄板にお好み焼きの具を広げた際、繋ぎ粉がダラーっと流れ出るのが許せないらしい。では、本場じゃどうかといえば、繋ぎ粉は殆ど無い。具を繋ぐ役目を担っておるのは、寧ろ卵である。そうやって、繋ぎ粉を最低限度にすることで、キャベツ本来の甘味が存分に味わえるという。要するに、腐敗が思うお好み焼きより、広島風に近いような感もある。以下、焼けるまで。
繋ぎ粉がないので、キャベツが目立つ。尚、写真では分かりにくいが、かなりこんもりと盛り上げておる。何故か円墳を連想。
良い匂いがしてきたところで、鰹節を投入。
そうこうしておるウチに、ソース焼きそばがやって来た。
さらに焼きそばが、もう一品(中央)。塩焼きそばにネギとマヨネーズをタップリふりかけておる。腐敗的に大ヒット。旨いよこれ。
そして、お好み焼き完成。先生の拘りで、さらに鰹節をトッピング。流石先生、店員への態度も堂々たるものだった。
で、愉快な話に興じながら、喰っておったワケだが、先生は何故か腐敗に具材にあるエビをこちらに、放り投げておった。当初、腐敗への親切かと思いきや、エビが苦手とのこと。先生、好き嫌いは良くないよ、良くない。
それから全部喰ったものの、もうちょっと喰えそうだったので、さらに塩焼きそばも喰らった。こうして先生と腐敗は、腹も心も満たしたのである。
先生、どうも有難うございました。今度は他の面々も招いて盛大に開催いたしましょう。
尚、腐敗の姿をひとめ見たいとかいう物好きな諸君は、お好み焼き先生のブログを参考のこと。
PR
この記事にコメントする